モジュールとは

これまでのほとんどのプログラムでは、一番最初の部分に・・・

include <iostream>
include <assert.h>

などとヘッダファイルをインクルードしてきました。
これらは、汎用化された機能が定義してあるファイルであり、モジュールを作ることで自作も可能です。

モジュールとは、似たような機能や関連する機能を、関数やクラスとしてまとめたものです。
モジュール制作では、プログラムを複数のファイルに分割して、1つのプログラムとしてリンクさせ、目的とする機能をパッケージ化できます。
モジュールを分割することで、プログラマの作業も分かりやすく分割できます。

モジュールは、パブリック（公開）とプライベート（非公開）の部分からなります。
関数の呼び出しなどは、パブリック部分に定義され、モジュールの外側から利用する必要のある、関数やデータ構造をパブリック部分に定義します。
モジュール内のみで使用するものは、プライベートで定義します。