お金は目に見えない – その2

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金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラントのエッセンスを抽出し解説しているページです。

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前ページ、「お金は目に見えない – その1」の続きです。

金持ち父さんによる、資産負債の定義は、簡単明快です。

・資産はあなたのポケットにお金を入れてくれる
・負債はあなたのポケットからお金をとっていく

この2つだけです。

この定義から考えると、”持ち家”は、たとえローンがなくても、”負債”であるということになります。
ローンがなかったとしても、修繕費と維持費、固定資産税がかかるためです。
プラスのキャッシュフローを生まない不動産は、資産には含めず、全て負債であるということです。

ここで、タックス・リーエン証券の話題が登場します。
タックス・リーエン(租税先取特権)とは、「不動産に対する租税先取特権のことで、税金の未納を理由として、資産に対して行われる法的申し立て」のことです。

日本では、あまり馴染みがありませんが、ロバート・キヨサキ氏は、タックス・リーエン証券は、少なくとも16%の利子がつく素晴らしい投資方法のひとつである、と紹介しています。

不動産の持ち主が、固定資産税を払わないと、政府は滞納分に対して利子をつけます。
その滞納された固定資産税と利子を、キヨサキ氏が肩代わりすると・・・
アメリカの多くの州では、不動産の持ち主は、キヨサキ氏にお金を借りたという扱いになります。

一定期間内に、不動産の持ち主が、固定資産税と利子分を支払わないと、不動産はキヨサキ氏のものとなるのです。
アメリカのたいていの州では、借金の中でも、固定資産税が最優先され、銀行の住宅ローンの抵当権よりも優先されます。

以上が、タックス・リーエンの仕組みです。
実際にロバート・キヨサキ氏は、この手法で、いくつもの家を、時には三千五百ドル以下で、手に入れたと述べられています。

目ではなく頭を使わないと、お金の本当の姿は見えてこない、という例の一つです。

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