個人事業主

スポンサーリンク
スポンサーリンク
ライフスタイル関連のコンテンツ
お金 | 仕事 | 勉強 | プライベート | 健康 |
プログラミング関連のコンテンツ
C言語/C++入門 | Ruby入門 | Python入門 | プログラミング全般

このページでは、起業での事業形態の比較一覧について解説しています。
個人事業主は、起業する際には、もっとも手続きの類が簡単に開業できるスタイルです。
事業に必要な支出は経費として計上できるので、収入(売上)から控除することができます。
つまり、必要経費がたくさん出れば、税金が少なくなります。

スポンサーリンク

[ 開業の際の手続き ]

税務署に開業届け(簡単な書類)を提出するだけです。(参考:新たに事業を始めたときの届出など

・個人事業の開廃業等届出書
・所得税の青色申告承認申請書
・青色事業専従者給与に関する届出書

など。

[ 個人事業主の青色申告と白色申告 ]

個人事業の場合、確定申告の方法が、青色申告と白色申告の2種類があります。
青色申告特別控除として、最高65万円を控除する制度がありますので、青色申告のほうがお薦めです。

1.青色申告 

青色申告の記帳は、貸借対照表と損益計算書を作成することができるような正規の簿記(複式簿記)による記帳が原則となります。
しかしながら、現金出納帳、売掛帳、買掛帳、経費帳、固定資産台帳のような簡易な記帳だけでも認められます。
簡易な記帳の場合、控除額が最高10万円となります。

A)複式簿記で記帳し、借対照表と損益計算書を添付して確定申告する場合

不動産所得や事業所得を得る事業主が上記の方法で確定申告する場合、青色申告特別控除として、最高65万円の控除が認められます。
この控除制度を利用するためにも、個人事業主となるのであれば、複式簿記で頑張って記帳して、貸借対照表・損益計算書を作り、確定申告を行うことをお薦めします。

複式簿記については、書籍やインターネットで基本だけ勉強すればよいでしょう。
特に、貸方・借方の概念とお金の移動の仕方について理解できれば良いです。
たくさんある勘定科目をすべて覚えたりする必要はありません。
損益計算書(P/L)、貸借対照表(B/S)も複式簿記が理解できれば、すぐに分かるようになります。

私が個人事業主時代に利用していた会計ソフトを紹介しておきます。

「sfz会計」 SOHO向け青色申告ソフト

sfz会計はフリーウェア(無料)の会計ソフトですが、かなり高機能であり、かつすごく使いやすくて重宝していましたのでお薦めです。
マニュアルもしっかりしていますし、日々の入力をするだけで、損益計算書・貸借対照表も作成してくれます。
個人事業での青色申告であれば、この会計ソフトを利用すれば十分です。

B)A以外の記帳・確定申告の場合

青色申告特別控除としては、最高10万円を控除することが認められます。

2.白色申告 

白色申告の場合、原則として帳簿作成の義務がありません。
所得300万円以上の場合には帳簿作成の義務が生じますが、白色申告の場合、記帳がとても簡単に済みます。
ただし、青色申告特別控除のような控除は認められません。

記帳する事項は、売上げなどの総収入金額と仕入れなどの必要経費に関する事項です。
日々の売上と経費を記帳し、収入(売上)と支出が分かるようなもので良いということです。

[ まとめ ]

65万円の青色申告特別控除を適用するためにも、複式簿記での記帳、および貸借対照表・損益計算書を作成し青色申告での確定申告を行うことを、ぜひお薦めします。

複式簿記が理解できれば、事業に絶対に必要な、お金の計算に強くなれます。
将来、本格的に会社を設立したり、起業独立を目指す場合は、複式簿記+貸借対照表・損益計算表の理解は必須項目です。

スポンサーリンク
 
スポンサーリンク