キャッシュフローに注目して投資する

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キャピタルゲインインカムゲインの違いについて説明しました。
投資を行う上で、もっとも注目するべきものは、キャッシュフローです。
キャッシュフローとは、文字通り”お金の流れ”のことであり、キャッシュフローがプラスであれば健全です。

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基本的には、

キャッシュフロー = 入ってきたお金(収入) − 出て行くお金(支出)

で、キャッシュフローを計算することができます。
(※会計上のキャッシュフロー計算は、もっと複雑ですが、概念をつかむためには上記の計算でよいでしょう。)

なぜ、キャッシュフローが大事なのか?

・・・

その答えは、「キャッシュフローこそが人の精神状態を安定させる」からです。

例えば、宝くじで1億円が当たり、仕事を辞めた人がいたとします。
しかし、その1億円は、すべて銀行に預金し、運用やビジネスへの投資などに使わなかったとすると・・・

この人の、B/S(貸借対照表)には、1億円の資産が書き込まれますが、キャッシュフローはどうなるでしょうか?

実は、キャッシュフローはゼロではなく、マイナスとなります。
仕事を辞め収入がなくなる一方で、家賃や食費、光熱費などの生活費の支出は当然ありますから、キャッシュフローは毎月マイナスとなるのです。
つまり、1億円の預金を少しずつ食い潰す、という状態になってしまいます。

この状態になると、たとえ1億円の預金があったとしても、精神状態は安定しません。
少しずつではありますが、確実に1億円の資産が減っていくのが確認できるからです。

ですから、仕事を辞めてしまうのであれば、手に入れた1億円をビジネスや投資の資金として運用し、キャッシュフローをプラスの状態にしなければなりません。
1億円あれば、年利回り5%の運用で、年間の収入500万円を確保できます。
ぜいたくな暮らしでなければ、十分にキャッシュフローをプラスにできるでしょう。

そして、金もち父さん貧乏父さんでは、自分の実労働なしに収入をもたらしてくれる資産を、本当の資産であると定義しています。

金持ちになるための、持つべき本当の資産とは・・・
株式、債券、不動産などであり、それらの資産からの収入は、配当、利子、家賃収入などであるということになります。

配当、利子、家賃収入などの収入は、インカムゲインです。
そして、これらのインカムゲインを得るためには、通常、長期投資の手法が求められます。
不動産投資などは、一旦物件を購入したら、何年にもわたって投資物件を保有します。
また、配当の恩恵を十分に受けるには、株式の長期保有が必要です。

ですから、通常、投資は短期投資と長期投資に分類できますが、私は長期投資を重視しています。

短期投資は、投資というよりも仕事に近い気がします。
例えば、株式投資で短期投資を実践するのにあたって、デイトレードやチャート分析などを日々行うことは、実労働を伴うからです。
PCのモニターを見て株式チャートと一日中ずっとにらめっこするのは、実労働以外の何者でもないと思います。
短期投資は、実労働を伴う仕事であるという感じがします。

長期投資でも投資にあたっては、分析が必要ですが、日々チャートとにらめっこなんてのは必要ありません。
最初から値上がりを期待しての短期投資は、私には、どうにも心もとない手法に感じられます。

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