自動車は資産か負債か?

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負債があれば減らす努力を」というテーマについて解説しているページです。

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自動車は、基本的には資産ではありません。
購入して一度乗った瞬間に、価値は一気に下がりますし、毎月の維持コストがかかりますから、キャッシュフローだけを考えると、自動車は間違いなく負債です。

自動車が資産になり得るのは、時間を生み出すものとして充分な価値がある場合です。

資産=私のポケットにお金を入れてくれるもの
負債=私のポケットからお金を奪っていくもの

という資産と負債の定義の仕方があります。
これは、ロバート・キヨサキ氏の書籍により提唱されている考え方です。

この考え方を元にすると、自動車は間違いなく資産ではなく負債です。
自動車は、車両の購入費に加え、税金・保険料、ガソリン代、車検・メンテナンス費用など、保有しているだけで、各種の維持費がかかるからです。

参考:
自動車の費用・支出 – 新車と中古車の比較
新車の費用・支出
中古車の費用・支出

しかし、ばっさりと自動車は負債であると切り捨ててしまうのは、いささか早計である気もします。
なぜなら、自動車には、”移動”という仕事における時間と労力を、大幅に軽減してくれる役割があるからです。
私は、時間を生み出すものも資産であると考えており、自動車は時間を生み出してくれる道具でもあります。

では、自動車が資産となりうるには、どのような条件が必要か?
純粋な意味で、お金(または時間)を生み出すかどうか、という点で、自動車が資産か負債かどうかを考えるのであれば、この計算は割と楽にできます。

私の時間を生み出すもの=資産」の記事で書いたように、自動車を保有することで生み出される時間から得られるはずの収入を算出すれば良いことになります。

中古車の費用・支出で算出してみましたが、中古車に乗り続けた場合の自動車ほ所有コストは、1ヶ月あたり33,315円です。
これを1ヶ月30日として、1日のコストに換算すると約1100円ということになります。

車を所有することにより1日30分の時間を生み出せる人で、また、移動手段として車に代替するバスや電車などを使った場合のコストが1日500円の場合・・・

1100円−500円 = 600円

30分で600円の収入を得られる人の場合であれば、自動車を保有したほうが効率が良いことになります。
この条件を満たす場合は、自動車としての資産価値もあると考えて良いのではないかと思います。

また、自動車には単純にビジネスや仕事のためだけでなく、レジャーや人生を楽しくするという側面もありますので、お金で計算しにくい付加価値があるのは事実です。
たとえ、上記の所有コストと時間あたりの収入を比較してマイナスが出たとしても、これらの付加価値を重視するのであれば、自動車を所有する価値があるでしょう。

人生に幸せを感じる基準は、人それぞれでもありますので、車を持つか持たないか?新車か中古車か?車種はどうするか?などは各個人の選択の自由でもあります。

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