富がお金と交換される

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お金という概念が存在しなかった、はるか昔には、人々は物々交換をして、生活をしていました。
狩猟や農業など原始的な生活の中では、交換される品物が数少なく、お金の必要性もありませんでした。

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魚取りが上手い人は魚を取り、農家に行って魚を大根に交換する・・・ような感じで。
この物々交換が行われる条件は、双方がお互いに、交換物が同じ価値を持つと認めた場合のみです。
等価交換の場合のみ、物々交換の取引が行われることになります。

やがて文明が発達し、世の中に提供されるものが多くなってくると、人々は様々なものを欲しがるようになっていきます。
食が満たされた生活では、もはや人々は、何かと大根を交換したいとは、あまり思いません。
自動車やテレビ、エアコンやふかふかのベッドなどを欲しがるようになります。

しかし、大根と自動車を交換するのは大変です。
大根だったら、自動車と交換するのには、何本持ってこなければならないでしょうか?

そこで、物々交換を円滑に行わせるために生み出されたものが、お金です。
お金は人々の信用にのみ成り立っているものであり、物々交換の際に、交換媒体として使うことができます。

現代の農家の人は、たくさんの大根を売ってお金と交換します。
手に入れたお金で、今度は自動車を買います。

大根 ⇔ お金 ⇔ 車

結果的に、大根と車の交換が行われたことになり、これははるか昔の物々交換と同じことを行っています。
ただ一つの違いは、間にお金が入っていることです。
これが、「お金=交換媒体」と言うことができる理由となります。

そして、大根や自動車、テレビなどは、”富”と呼ぶことができます。
現代では、お金は、様々な”富”と交換できる力を持っています。
多くの人がお金をたくさん得たいと考えるのは、この”富”と交換できるお金の力のせいです。
魅力的な”富”は、多額の”お金”と交換されます。

ここに、お金持ちを目指すうえでの、重要なヒントが隠れています。

お金持ちになるには、魅力的な”富”を作り出し、それを欲しがる人の”お金”と交換すれば良いということになります。
ただし、魅力的な”富”とは、現在では、残念ながら大根ではありません。
魅力的な”富”とは、現在では、燃費の良い自動車であったり、薄型高画質のテレビであったり、デザインの良い携帯電話であったり、面白くて便利なウェブアプリケーションであったりします。

お金持ちを目指す人は、すべからく魅力的な”富”を生み出さなければなりません。
そして、物々交換の基本原則は、等価交換ですから、商人は”富”に適正な価格をつけなければなりません。

”お金”を出した人が、損したと感じれば、それは等価交換とは言えません。
それを提供した商人の”富”とは、二度と”お金”を交換しないでしょう。
こうなると、その商人の元へは繰り返しやってくるお客が減るだけでなく、信用も落ちてしまいます。

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