計画力・スケジュール管理能力

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このページは、「仕事の効率を高めるには」というテーマについて考察しています。

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目標を設定し、ロジックツリーで課題をリストアップし(参考:目標設定能力)、採用する案を決定したら(参考:意思決定能力・判断力)、次は計画を立てる段階です。

採用した案を実行していくために、スケジュールに落とし込んでいく作業が必要です。
私は目標の設定もスケジュール管理も、全て手帳で行っています。

前ページまでの、ネットショップの売上アップ目標での、「集客数(アクセス数)を増やす。」には?の課題の例で、スケジューリングを考えてみます。

前ページにおいて、私が採用した案は、以下の通りです。

・自分でSEOを施す。
・相互リンクを増やして被リンク数を獲得する。
・顧客リストへのダイレクトメールを増やす。
・リスティング広告(PPC広告、検索連動型広告)を出稿する。
・お客様同士のコミュニケーションの場となるコミュニティのシステムを構築する。

目標は、大きく2種類に分けられます。
期日の設けられる目標と、期日が設けられず終わりのない目標です。
まず、期日が設けられず終わりのない目標に着目します。

例えば、「顧客リストへのダイレクトメール」は、期日が設けられず終わりのない目標です。
ルーティンワークとして、ずっと続けていく必要のある目標となります。
こういった目標は、「火曜日と金曜日の午後8時に、顧客リストへのダイレクトメールを配信する。」といった具合に目標を立てて、手帳のスケジュール帳の火曜日と金曜日の部分に、書きます。

これから先のスケジュール帳の火曜日と金曜日の部分には、「午後8時に、顧客リストへダイレクトメールを配信する。」という予定が、ずーっと先まで書き込まれることになります。
これで、この目標は、ルーティン化することができます。

同様に、「相互リンクを増やして被リンク数を獲得する。」という目標に関しても、「月曜日と木曜日に、10件の相互リンク依頼をする。」という目標を立て、スケジュール帳の火曜日と金曜日の部分に書きます。

・自分でSEOを施す。
・リスティング広告(PPC広告、検索連動型広告)を出稿する。
・お客様同士のコミュニケーションの場となるコミュニティのシステムを構築する。

の3つの目標(課題)に関しては、期日を設けることができます。

・6ヵ月後までに、検索エンジンでの「子供服」のキーワード検索で、上位10位内に入る。
・2週間後までに、リスティング広告用のクリエイティブを作り、出稿する。
・3ヵ月後までに、コミュニティのシステムを構築する。

というように、期日を設けることができます。

「3ヵ月後までに、コミュニティのシステムを構築する。」を例にとって、目標をマンスリー(1ヶ月)・ウィークリー(1週間)・デイリー(1日)と、中期・短期の目標へと細分化していきます。
ここでは、コミュニティのシステムを自社(自分)で開発するものとします。

まずは、コミュニティシステムの概要(仕様書)を書いて、持つべき機能をリストアップします。
私の場合、ウェブサイトの制作・プログラムの開発に関しては、手帳にではなく、A4版サイズの大学ノートに書き起こします。

1.掲示板の機能。
2.商品へのクチコミ情報投稿の機能。
3.お客様が商品を使っての体験談投稿の機能。

これらの機能を持つコミュニティを構築するとします。
機能が3つありますので、1ヶ月にひとつずつ開発すれば、ちょうど3ヶ月で完成です。

手帳の1ヵ月後の日に、「掲示板の機能を完成する。」と書きます。
同様に、2ヵ月後の日に「商品へのクチコミ情報投稿の機能を完成する。」、3ヵ月後の日に「お客様が商品を使っての体験談投稿の機能を完成する。」と書き込みます。

中期、マンスリーの目標は、おおまかで構いません。

あとは、それぞれの機能を詰めて、ウィークリー・デイリーへと目標を設定します。

私の場合、最初の目標設定の段階で、目標をスケジュールに落とし込むのは、ウィークリー(1週間)の目標までです。
ウィークリーの目標を、さらにデイリーに落とし込むのは、毎週末の作業になっています。
ウィークリーの目標が明確になっていれば、それをデイリーの目標に落とし込む作業は、簡単にできます。

また、ウィークリーの目標を立てる際には、ある程度のバッファを金曜日および週末の土日に入れることにしています。
バッファとは、スケジュールの遅れを取り戻すための、余分な時間です。
金曜日と週末に、なにも予定を入れない時間を、あえて確保しています。

このようにして、長中期の目標を、最終的にはデイリー目標にまで落とし込んで、スケジュール化します。
全ての目標は、最後はルーティンワーク化されるわけです。

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