大きい負債ほど慎重に

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耐震強度偽装事件で世間を騒がせた、元1級建築士の姉歯秀次被告の実刑が確定しました。

 耐震強度偽装事件で、建築基準法違反や議院証言法違反(偽証)などの罪に問われ、最高裁で上告を棄却された元1級建築士姉歯秀次被告(50)が期限までに異議申し立てをせず、懲役5年、罰金180万円の実刑が26日、確定した。近く収監される見通し。

姉歯元1級建築士を収監へ=異議申し立てず、実刑確定 時事ドットコム

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また、姉歯被告の物件の住民のことが掲載されている記事がありました。

 姉歯秀次被告(50)の上告棄却の決定が出たことを受け、耐震偽装された物件の1つ、「グランドステージ(GS)東向島」(東京都墨田区)の住民だった会社員、田中拓さん(34)は「自分が犯した罪の重さを実感してほしい」と話した。

「姉歯に人生壊された」 姉歯物件住民語る MSN産経ニュース

この事件の場合、人災でありますから、住民の方に自己責任だと言ってしまうのは、少々かわいそうです。
ただし、自分の住宅がなくなること、およびその金銭負担で、生活がズタズタになってしまうのは、不幸としか言えない。

また、金銭的な責任というのは、その形がどんなものであれ、自分(と家族)に返ってくるものだということを実感しました。
姉歯物件の住民の方に、世間の人々は同情はしますが、金銭を提供するようなボランティア精神あふれる人は、まずいないはずです。

この点、私のような賃貸マンション暮らしは気楽なものです。
万が一、賃貸物件に瑕疵・欠陥が見つかって、退居を余儀なくされたとしても、若干の労力は伴いますが、他の賃貸物件をまた探して引っ越すだけで済みます。
金銭負担も多少はあるかもしれないが、一家離散となるような不幸は、まずありえないでしょう。

金銭的な負担から生活が破壊されたり、一家離散となってしまったりするのは、そもそも住宅を購入するために住宅ローンを組む段階で、将来設計に無理があるように私には感じられます。
負債が大きなものであればあるほど、本来は、慎重に考慮すべきなのに、なぜか「住宅ローン=みんな組んでるからオッケー」のような「赤信号みんなで渡れば怖くない」的な風潮を感じます。

参考:
持ち家は資産か負債か?
日本と欧米の住宅事情の比較・住宅ローンの違い
住宅ローンは小さく、返済期間を短くする

そもそも、「住宅ローン」という言葉がよくない。
なにか、借金のイメージの悪さを打ち消すべく、金融機関が主導して使っているような言葉にも思えます。
「30年間、毎月返済を続けなければならない、超長期の莫大な借金」と考えたり、そういった説明があれば、住宅ローンを組むのに、かなり慎重に検討を行うはずです。

私は、いずれ(30代、残り8年)のうちに、一戸建て住宅を購入する予定ですが、キャッシュ一括で購入します。
新築が無理な場合は、中古住宅にします。
どうせ何年か住めば、家は古くなってしまいますし、贅沢は敵です。(笑い)

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