拝金主義はほどほどに

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実際のところ、正直に言えば、拝金主義的な思想(お金を目的とする思想)は、大小はあれど誰でも持っているものだと思います。
誰でもお金は欲しいと思うものであるし、あればあったでもっと欲しいと思うのが普通でしょう。

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そんな思想は全く持っていないと断言できるのであれば、そんな人こそ皆の鏡、悟りの境地に達した人と言えるかもしれませんし、もしくは、生まれながらの大金持ちで、普通の人のお金の感覚を持ち合わせていない人なのかもしれません。

今、"努力して手に入れたいもの"ってなんなのだろう – shi3zの日記

利己的な学歴主義が刹那的な拝金主義を産むのはある意味当然だ。
なにしろ勉強する理由が”金儲けのため”なのだから救いようがない。

たとえば、仕事やビジネスで努力するのであれば、リターンがゼロならどうだろう。
拝金主義的な思想が全くない人であれば、気にしないはずです。
お客様や仲間、上司が喜んでくれるだけで満足で、給料や利益はゼロでも100万円でも変わりないはずだ。
拝金主義的な思想自体は、個人的には悪くないと思います。
実際、お金を手に入れたいという欲求が、行動のモチベーションとなるのも事実ですし。

ただし、もし目的が極端にお金に偏っているのであれば、それは悪である可能性が高い。
(正確には、拝金主義とは、この目的が極端にお金に偏っている思想のことで、お金という手段を目的としてしまっている場合のことを指すのでしょう。)

仕事やビジネスにおいては、なにもお金だけが目的ではなく、どちらかと言えばお金は結果です。
ただし、お金に関しても、あらかじめある程度は算段しておく必要があるのも事実。
でなければ、収支度外視した無計画なチャレンジばかり実行してしまう恐れがあります。

社長になるのが人生の最終目的地だったわけである。
そもそも、そんな人間に社長をやらせてはいけない*2。
こういう思考様式は拝金主義の極北と言えるだろう。そもそも、社長になること自体が目的というのは、一体なんのために社長に成ったのかわからない。

お金以外のもっとしっかりとした目的を持っている上で、お金も目的に含まれるのが健全だと思います。
例えば、仕事やビジネスの目的が以下のような場合。

・自分の作っている物が完成する喜び ⇒20%
・お客様やユーザーの満足・喜び ⇒20%
・仕事に取り組む際に感じるやりがい ⇒20%
・自分のスキルのレベルアップ ⇒10%
・周囲の人の評価 ⇒10%
・昇進や昇格 ⇒10%
・仕事から得られるお金 ⇒10%

こんな感じで自分の中でバランスをとっているのであれば、これは健全だと言えるのではないでしょうか。
たとえ、お金や地位を手に入れたとしても、他にも目的がたくさんあるので、引用文の社長のようにモチベーションがなくなってしまうなんてことはありえないと思います。

お金や地位といったものに目的が偏っていると、良い仕事を長くは絶対にできないと思う。
それらを手に入れた時点で、やる気を失ってしまう可能性が高い。

スティーブ・ジョブズやスピルバーグのように、お金や地位・名声を手に入れた後でも、良い仕事を続けるには、それら以外のモチベーションとなる源泉が絶対に必要なはずだ。
それは、より良いものを作りたいという情熱であったり、もっとお客をびっくりさせたいという遊び心であったり、お客やユーザーの満足する笑顔であったりすると思います。

手段と目的をはきちがえないことは、お金や仕事考える上では、極めて大切な意識であると思う。

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