浮動小数点型のフォーマット

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浮動小数点型は、小数点以下の部分を持つ数値を表す型です。

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float      単精度浮動小数点数
double     倍精度浮動小数点数
long double  long型の倍精度浮動小数点数

浮動小数点数は、大きさと精度で表現される。
大きさが12桁まで有効で、精度が6桁まで有効な場合・・・

123456789

という数字は、9桁ですので大きさは有効となる。
しかし、精度は6桁までしか有効でないので、7桁目を四捨五入して・・・

123457000

と表されることになります。

123457000 = 0.123457 * 10 の9乗

0.123457   仮数(f.fff)
9(9乗)    指数(e)

Eフォーマット

さらに、正数と負数を表現するために±(符号)を用いて、浮動小数点数は、符号、仮数、指数の3つから構成されます。

±f.fff × 10 の(±e乗)

で、表現されます。
実際のコンピュータで浮動小数点を表すには、Eフォーマットを用います。すなわち・・・

+1.000E+0   1.0
+1.234E+4   12340.0
-1.234E-4   -0.0001234

と表現できることになります。

浮動小数点接尾語

また、浮動小数点定数には、float型を指定するF(またはf)、long double型を指定するL(またはl)を定数の後につけて指定できます。

50.0   double型
50.0F  float型
50.0L  long double型
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