IDLE/IDEを使ってみる・デバッグ操作
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Pythonをインストールすると、IDLE(IDE:Integrated Development Environment/統合開発環境)も自動的に同時にインストールされます。
IDLEでは、プログラムを編集するエディタや実行、デバッグなどの機能が一つにまとめられています。
1.まずは、IDLEからスクリプトファイルを作成
まずは、PythonのIDLEをスタートメニューから立ち上げます。
すると、上部メニューの一番左に「File」の項目があり、そのFileメニューから「New Window」を選択します。
スクリプトを書き込むためのファイルが用意されるので、適当に簡単なスクリプトを書いてみます。
print "こんにちは" print 3 * 6 - 20
このスクリプトファイルを、適当な名前で(test.pyなど)File⇒Saveで保存した後、Run⇒Run Moduleから実行しますと・・・
IDLEのメインウィンドウ(Python Shellウィンドウ)のほうに、以下のように実行結果が表示されます。
こんにちは -2
2.デバッグ操作
次に、デバッグ操作のために、わざとスクリプトにエラーを含ませてみます。
print "こんにちは" print 3 * 6 - 20 print i * 4
と、3行目で、初期化されていない変数を使ってみて、先ほどと同様、適当なファイル名でFile⇒Saveで保存します。
その後、IDLEのメインウィンドウ(Python Shellウィンドウ)のメニューから、Debug⇒Debuggerを選択します。
[DEBUG ON]が表示され、Debug Controlが立ち上がり、デバッガの準備ができました。
ここで、スクリプトを記述したファイルに戻り、Run⇒Run Moduleを選択します。
すると、1行目を実行する直前の段階でスクリプトが一旦止まり、Debug Control画面で「line 1:~~」が確認できます。
そして、Debug Control画面で「Step」のボタンを1回押すと、スクリプトの1行目が実行され、Shellウィンドウに「こんにちは」が表示されます。
もう一回、「Step」のボタンを押すと、2行目が実行され、「-2」が表示されます。
さらに、もう一回、「Step」のボタンを押すと、3行目が実行され、Debug Control画面に「Name Error: name ‘i’ is not defined」とエラー文が表示されます。
Debug Control画面を閉じると、デバッグモードが終了し、IDLEのメインウィンドウ(Python Shellウィンドウ)に[DEBUG OFF]が表示されます。
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