ファイルからデータを読み込む

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ARGV配列を使って、ファイルからデータを読むこともできます。
まずは、単純にファイル名を指定して、ファイルのデータを出力する例。

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hello.dat

Hello, Yamada !
Today is beautiful day !

fileread.rb

file = open('hello.dat')
data = file.read
puts data
file.close

fileread.rbの実行結果。

Hello, Yamada !
Today is beautiful day !

では、次に少し変更して、コマンドラインからファイル名を指定できるようにします。

fileread2.rb

file = open(ARGV[0])
data = file.read
puts data
file.close

そして、コマンドラインから、以下のように実行します。

ruby fileread2.rb hello.dat

と、引数として「hello.dat」を指定して、fileread2.rbを実行します。
実行結果。

Hello, Yamada !
Today is beautiful day !

先ほどと、同じ出力を得られます。

readメソッドは、ファイルからデータをすべて取り込むメソッドです。
ただし、この場合、まとめてデータをいっぺんに取り込むことになりますので、読み込むファイルのデータが大きすぎる場合や、特定のデータだけを取り込みたい場合は、ファイルのデータを1行ずつ読み込みたい場合もあります。
次ページでは、ファイルからデータを1行ずつ読み込む例をあげます。

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