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ARGV・コマンドラインでの引数入力
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ARGV配列を用いることで、コマンドラインから引数オプションを指定して、スクリプトファイルを実行してやることが可能です。
ARGVは、配列となっており、指定された引数のうち、1番目の引数が、ARGV[0]に、2番目がARGV[1]に、順次ARGV[2], ARGV[3]・・・と続きます。
以下のスクリプトを、sum.rbという名前で作成します。
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sum.rb
def sum(a, b, c) result = a + b + c return result end puts(sum(ARGV[0], ARGV[1], ARGV[2])) puts(sum(ARGV[0].to_i, ARGV[1].to_i, ARGV[2].to_i))
「def sum()」は、3つの数字を受け取り、それらの和を求めるメソッドです。
そして、ARGV[0], ARGV[1], ARGV[2] と3つのコマンドライン引数を受け取って、sum()メソッドを呼び出しています。
コマンドラインから・・・
ruby sum.rb 32 45 8
と、3つの数字をスペースで区切って指定して、スクリプトファイル「sum.rb」を実行します。
すると・・・実行結果。
32458 85
ARGV配列で、引数から取得したデータは文字列となっていますので、ただ単に、「sum(ARGV[0], ARGV[1], ARGV[2])」とメソッドを呼び出すと、文字列として連結されます。
ゆえに実行結果の1行目では、「32458」と、3つの数字がただ連結されて返されます。
数値に変換するには、「ARGV[0].to_i」と、to_iメソッドを用います。
このメソッドを使ってメソッドを呼び出すと、2行目の結果、3つの数字の和である「85」が得られます。
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