inによる条件式

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inの条件式

Pythonでは、他言語にはあまり見られない、「in」という条件式の書き方があります。

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SQLのIN文のようなイメージです。

lists = [2,5,13,24]
for i in range(20):
    if i in lists:
        print i

「if i in lists:」と条件式を書くことで、listsというリストに含まれる場合だけ、数字を表示せよという命令となります。
実行結果。

2
5
13

range(20)なので、listsの24は、表示されません。

辞書(ディクショナリ)でのin

辞書(ディクショナリ)のデータ型でも、inを使えます。

d = {'dog':1, 'cat':2, 'monkey':3, 'python':4}
for i in ['dog', 'python', 'human']:
    if i in d:
        print i , ' => ', d[i]

実行結果。

dog  =>  1
python  =>  4

この場合、まず、d = {‘dog':1, ‘cat':2, ‘monkey':3, ‘python':4}という辞書を作っており、「if i in d:」の条件式に、「for i in [‘dog’, ‘python’, ‘human’]:」で指定したリストの値、’dog’, ‘python’, ‘human’が一つずつ渡されていきます。
このうち、’dog’, ‘python’は、辞書「d」に含まれていますので、上記の実行結果となります。

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