標準入力・標準出力・標準エラー出力

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RubyのIOクラスには、3つのオブジェクトがあらかじめ割り当てられています。

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標準入力

組み込み定数、STDIN。
または、グローバル変数$stdin。

標準出力

STDOUT。
または、$stdout。

標準エラー出力

STDERR。
または、$stderr。

以下は、コマンドプロンプトなどのコンソールから標準入力を受け取り、出力を行うスクリプトです。

while line = STDIN.gets
    if (/exit/ =~ line)
        break;
    end
    STDOUT.puts "input text: #{line}"
end

実行結果。

Hello Ruby !
input text: Hello Ruby !
Hello World !
input text: Hello World !
Today is rainy day.
input text: Today is rainy day.
exit

getsは、デフォルトでSTDINからデータを受け取ります。
また、puts, print, printfなどのメソッドは、標準出力への出力となっています。
したがって、上記スクリプトは、以下のように書いても動作は同じです。

while line = gets
    if (/exit/ =~ line)
        break;
    end
    puts "input text: #{line}"
end
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