- # Ruby入門 > Stringクラス(文字列)
Rubyのヒアドキュメント
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Rubyでもヒアドキュメントを書けます。
ヒアドキュメントとは、改行を含む長い文字列を作る場合に用いる記法です。
PerlやPHPなどでも、ウェブアプリケーションを作るときなどに重宝しますね。
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text << "終了記号" 文字列 終了記号
以下、ヒアドキュメントの注意点。
<< "終了記号"、とダブルクオートで終了記号を書いたら、文字列が「"」(ダブルクオート)で囲まれた意味になります。
すなわち、式展開が行われます。
'(シングルクオート)で終了記号を書いたら、「'」(シングルクオート)で文字列が囲まれた意味になるので、式展開されません。
また、ヒアドキュメントの最後の部分に書く終了記号は、行頭(左寄せ)で書かなければならないので、インデントが若干崩れます。
3.times{|i| 3.times{|j| # 「<< "EOB"」とスペースを空けたらエラー print <<"EOB" #{i + 1}, #{j + 1} #{i + 1} * #{j + 1} = #{(i + 1) * (j + 1)} EOB # EOBが行頭でなければエラー } }
実行結果。
1, 1 1 * 1 = 1 1, 2 1 * 2 = 2 1, 3 1 * 3 = 3 2, 1 2 * 1 = 2 2, 2 2 * 2 = 4 2, 3 2 * 3 = 6 3, 1 3 * 1 = 3 3, 2 3 * 2 = 6 3, 3 3 * 3 = 9
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