モジュールの使い方
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Rubyのライブラリには、クラスのほかモジュールもあります。
クラスは、データとその処理を一連に担いますが、モジュールはデータの処理のみをメインとした機能となります。
モジュールは、クラスと違って、インスタンス化できない、継承ができない、という点でクラスと異なります。
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RubyのMathモジュール(数値演算・数学に関するモジュール)を使ってみます。
puts Math::PI # 円周率 モジュールの定数は「::」でアクセスする puts Math::E # 自然対数e puts Math.sqrt(3) # 3の平方根
実行結果。
3.14159265358979 2.71828182845905 1.73205080756888
モジュールのメソッドは、「モジュール名.メソッド名」で呼び出します。
また、モジュールの定数は、「モジュール名::定数」と呼び出します。
include Math puts PI # 円周率 モジュールの定数は「::」でアクセスする puts E # 自然対数e puts sqrt(3) # 3の平方根
と、モジュールを使う前にincludeしてやると、呼び出すときにモジュール名を付ける必要がありません。
ただ、どのモジュールのメソッドを呼び出してるのかが、分かりにくくはなりますね。
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>> 次の記事 : 特異クラスによるクラスメソッド定義・class << self ~ end
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