プチ温泉旅行と穏やかな幸福感

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本日は前から予定していた、日帰りでの温泉プチツアーに、奥さんと二人で行ってきました。
温泉に行くと、たいていはお風呂から上がった後に、数十分間は私が奥さんを待っている時間があり、今日もそのようにして、上がった後に座敷で待っていたところ・・・
そそくさと、女湯のほうから、おばあちゃん3人組が上がられてきた。
そして、私が寛いでいた座敷のすぐ隣で、お弁当の風呂敷を広げて、おしゃべり&ランチタイムを開始されたんです。

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奥さん、まだかなぁと思いつつ、しばらく座敷で待っていたところ・・・
隣でお弁当を食べていたおばあちゃん3人組の一人の方が、いきなり私のほうへおにぎりを差し出してきて、「一緒にお昼ご飯食べましょう」、と満面の笑みで話しかけてきたんですよ。

おばあちゃん曰く、ここで会えたのも何かの縁だし、お手製のおこわのおにぎりを是非、若い人にも食べてほしいとのこと。
奥さんもなかなかお風呂から上がってこないことだし、私は、お言葉に甘えてお昼を一緒に食べることにしました。

色々話してみていたら、これが物凄く楽しく、思い出に残る時間となりました。
3人組のおばあちゃん達は、みな地元の方で昭和10年生まれ、中学校からの同級生であること。
お孫さんが先日、就職されて地元を離れられたこと。
温泉の横のお土産屋さんに、野菜や郷土料理などの品物を販売されていること。

おにぎりだけでなく、お惣菜やお漬物、お饅頭などお腹一杯頂き、おばあちゃん達の優しさやおもてなしの心に触れ、久々に穏やかな心境になることが出来ました。
その後、お風呂から上がってきた奥さんも合流して、我々夫婦2人とおばあちゃん3人組で、げらげら笑いながら楽しいお弁当ランチの一時を過ごし、とてもいい思い出となりました。

どんな時に、人は幸せを感じるのだろうか・・・?
今日、確認できたのだが、純粋な人の温かみを感じることが出来たときに、私は、とても穏やかな幸福感を感じられることに気が付いた。

おばあちゃん達は、純粋に相手をもてなしたい、喜んでもらいたい、という気持ちで一杯だったんだろうと思う。
なんというか、そこに変な計算とかは一切ないんだろうなぁ・・・と感じられる。
変な計算と言うのは、「お弁当に誘ったら迷惑かな?断られるかな?」など、相手の反応を先読みして、気を回してしまうようなこと。

街中で過ごしていたり、忙しくしていたり、煩雑な人間関係の中に身を置いていたりすると、この相手の反応を先読みしすぎて、一歩を踏み出せず躊躇してしまう機会も多いと思います。
人も時間もゆっくり進むような錯覚に陥ってしまうようなこともあるが、そこにはたしかに田舎の良さ、人の良さがありました。

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