銀行そのものになれ – その2

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金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラントのエッセンスを抽出し解説しているページです。

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前ページ、「銀行そのものになれ – その1」の続きです。

金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント、「銀行そのものになれ」の章で、とても興味深い不動産投資取引の事例が紹介されています。
このページでは、その不動産投資の取引事例を紹介します。

■銀行員ではなく、銀行そのものになる

例えば、10万ドルの値打ちのある家を見つけ、破格の8万ドル(頭金1万ドル、残り7万ドルはローン)で、買えたとします。
そして、その家を評価額どおりの10万ドルで売る広告を出し・・・
「売家。売主直売。銀行のローン審査不要。頭金は低額。月々の返済も簡単。」

そして、買手の申し込みがあったら、
”包括抵当”を付けた形で、もしくは、”買受特約付き賃貸借”という形で、家を売却します。

包括抵当とは、既存の抵当権はそのままにして、より高額の第二抵当を設定することを意味します。
買受特約付き賃貸借とは、賃借人が家主に買入れを希望でき、その際にそれまで支払った賃借料が差し引かれる、賃貸借の契約の仕方です。

簡単に言うと、10万ドルの借用書と引き換えに、家を売却するということです。

この取引で、ローン返済分(7万ドル)を差し引きした結果、3万ドルを資産の欄に作り出したことになります。
この3万ドルからは、銀行がローンの利子を受け取るように、利子を受け取ることができます。
つまり、売り手自身が銀行になるということと、同じ意味を持ちます。

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この取引においてのメリット

1.利子を受け取れる
この3万ドルについての利子は、売り手が自由に決められます。
キヨサキ氏は、通常10パーセントにすることが多いそうです。

2.2万ドルを作り出す
この取引で、今まで存在していなかった2万ドル(3万ドルと頭金1万ドルとの差)を作り出したのと同じことになります。

3.税金を払っていない
この取引においては、税金を一切払っていません。
通常2万ドルを給料で貯めようとするならば、税金や保険料が引かれることから、4万ドル近くを稼がなければなりません。

4.固定資産税、維持費・管理は買主の負担
不動産は、新しい買い手に売ってしまったわけですから、今後の固定資産税、維持費、管理費といったものは、すべて書いての責任となります。

5.銀行になれる
上記のような、資産を作り出して、利子を受け取るのは、銀行と同じことを行うことになります。
銀行の役目をすることで、お金を作り出すために創造的なことがたくさんできるということです。

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