起業には犠牲がつきもの
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「起業するかどうかは慎重に」というテーマについて考察しています。
起業して、成功を収めようと野望を持つのであれば、代償となる犠牲がつきものです。
起業して、自分の事業・仕事に取り組むのであれば、それは人生における最優先事項ですから、それなりに代償となる犠牲があって当然です。
特に、起業したての時期であれば、お金も人も情報もモノも、不足しがちでしょうから、全精力を自分の事業・仕事に注ぎ込む努力が必要だと思います。
その過程では、きっと犠牲にしなければならないものも出てくるはずです。
私は、2001年にHP制作代行の業務で、個人事業として開業しました。
その後、ウェブ広告やソフトウェア開発などの事業も行い、2004年に法人化(有限会社化)をしています。
開業したての頃は頑張ってはいたつもりですが、右も左もわからず、あたふたして時間を有効に使えていませんでした。
現在でこそ、土日には休みをとることが多くなりましたが、開業当初は、土日関係なし、24時間も関係なし、という状況でしたね。
頑張っても売上が伸びず、自分には才能がないのではないか、とへこみそうになることもありました。
しかし、自分なりに努力を続けた結果、今の自分がいると思います。(参考:お金持ちになるための戦略)
私が、7年前に起業してから、犠牲にしてきたものを挙げてみます。
特に初期の頃は、犠牲にしてきたものが多いです。
人、時間、お金、に分類して考えてみました。
1.人の犠牲
起業したら、友人や恋人と遊んだり、飲み会に参加することも、我慢しなければならない機会もあるでしょう。
私の場合、2000年〜2001年に開業したての頃、すごく忙しくしていたため、デートや電話・メールをまめに行えなくなりました。
その結果、当時付き合っていた彼女に振られました。
2.時間の犠牲
”プライベートな時間”も、大幅に犠牲になります。
これは起業したが最後、相当長い期間、下手すると死ぬまで、犠牲にしなければならないかもしれません。
というか、無駄な時間の過ごし方をしていたら、起業での成功はありえないのですから、当然と言えば当然です。
友人と遊ぶ時間、彼女とデートの時間、テレビを見る時間、ゲームをする時間、マンガを読む時間、長電話、趣味を楽しむ時間、健康維持のためのスポーツの時間、などを犠牲にしなければならないことも多いでしょう。
私は、時間は最大の資産であると考えており、現在でもテレビはあまり見ませんし、ゲーム・マンガ・長電話には、一切時間を使いません。
3.お金の犠牲
”安定した収入”が得られない、ということも、起業における大きな犠牲です。
その恐怖感たるや、とても凄まじいものがあります。
その恐怖感を、ハングリー精神やモチベーション・やる気など原動力として、上手く利用しなければなりません。
この感情のコントロールができなければ、起業はとても辛いものになるでしょう。
また、時には自分のお金を犠牲にしなければならないこともあります。
私は、自分の会社に、わずかではありますが私個人のお金を貸しています。
資金が少なかった頃に、個人のお金を会社用の資金として貸したものが、残っているのです。
利益が充分に出なかった月には、スタッフへの給料を、ポケットマネーから支払ったこともあります。
起業すると、自分のお金が、事業のための犠牲になることもあるということです。
起業するのは自由ですが、なにかを得ようとするのであれば、必ず犠牲がつきものであるということを、忘れないようにしていてください。
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