新車の費用・支出

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人生の大きな支出８つについて考察しているページです。

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自動車にかかる費用も人生の生涯支出としては、とても大きいものとなります。

まずは、新車に乗り続けた場合、人の一生において、自動車の費用が一体どれくらいかかるのか試算してみます。

[ 前提（新車） ]

１．自動車に乗る期間：　２４歳から７３歳までの４９年間
２．車種：　１８００CCセダン
３．購入代金：　２００万円（諸費用・税込）
４．下取り価格：　２０万円
５．買い換え：　７年ごと
６．車検費用：　１２万円（初回は３年後、以降２年ごと）
７．自動車税：　３９，５００円／１年間
８．自動車保険料：　５万円／１年間
９．ガソリン単価：　１５０円／１リットル
１０．燃費：　１０ｋｍ／１リットル
１１．走行距離：　１万ｋｍ／１年間
１２．オイル交換：　３，０００円（５０００ｋｍ走行ごと）
１３．バッテリー交換：　２万円（３年半ごと）

上記の前提で、新車に乗り続けた場合の費用を算出してみます。
まずは、７年間でいくらかかるかを計算してみます。

■新車に７年間乗った場合の支出

・実質購入代金（諸費用・税金など含む）
２００万円−２０万円（下取り価格）　＝　１８０万円

・車検費用（税金など含む）
車検は、初回は３年後、以降２年ごとにありますから、７年間では２回車検することになります。
ゆえに・・・
１２万円×２回　＝　２４万円

・自動車税
３９，５００円×７年間　＝　２７６，５００円

・自動車保険料
５万円×７年間　＝　３５万円

・ガソリン代　
１万ｋｍ（年間走行距離）÷１０ｋｍ（燃費）×１５０円（ガソリン単価）×７年間　＝　１０５万円

・オイル交換費用
１年間に２回交換することになりますから・・・
３，０００円×２回×７年間　＝　４２，０００円

・バッテリー交換費用
７年間で１回交換することになりますから・・・
２万円×１回　＝　２万円

■新車に７年間乗った場合の支出合計

上記計算の結果をすべて合計してみますと・・・

１８０万円＋２４万円＋２７６，５００円＋３５万円＋１０５万円＋４２，０００円＋２万円
＝　３，７７８，５００円

７年間で、３７７万８，５００円の支出となることが分かりました。

■新車に一生乗り続けた場合の支出合計

２４歳から７３歳までの４９年間、ずっと新車に乗り続けるとすると・・・

３，７７８，５００円×（４９年間÷７年間）　＝　２６，４４９，５００円

となります。
およそ・・・２６５０万円ものお金が、自動車の購入費および維持費など、自動車にかかる費用として、支出されることになります。

■１年間、および１ヶ月の支出換算

上記計算結果から、１年間および１ヶ月の支出に換算するとどれくらいの支出になるのかを算出してみます。

１年間の支出換算：　３，７７８，５００円÷７年間　＝　５３９，７８６円　＝　約５４万円

１ヶ月の支出換算：　３，７７８，５００円÷（７年間×１２ヶ月）　＝　４４，９８２円

上記のようなシミュレーション結果から、一生涯新車に乗り続けたとすると、新車の購入代金が２００万円クラスのファミリーカーであっても、生涯支出は約２６５０万円にも上ることが分かります。

さらに、１ヶ月の支出に換算してみると、自動車を持っているだけで、約４５，０００円近くの支出があることになります。
この支出は、こういったシミュレーション試算をやってみないと、見えてこない支出です。

では、自動車にかかる支出を抑えるにはどうすれば良いのか・・・
大きく節約するには、新車をあきらめることが一番効果が大きい方法です。

次ページでは、同一条件の下、中古車に一生涯乗り続けた場合の支出を試算してみます。

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