国民健康保険の保険料の支出

スポンサーリンク
スポンサーリンク
ライフスタイル関連のコンテンツ
お金 | 仕事 | 勉強 | プライベート | 健康 |
プログラミング関連のコンテンツ
C言語/C++入門 | Ruby入門 | Python入門 | プログラミング全般

人生の大きな支出8つについて考察しているページです。

スポンサーリンク

自営業の方が加入する、国民健康保険の場合、一生涯での支出はいくらになるでしょうか。
試算シミュレーションをしてみます。

■国民健康保険料の支出(現役時代の総支出)

[ 前提 ]
・平均所得(収入−必要経費): 600万円
・家族: 専業主婦の奥さん(同い年)、子供いない
・勤務年数: 35年(25歳〜60歳)
・所得割の保険料率: 10%
・均等割額: 33,450円
・平等割額: 25,800円
・国民健康保険料の年間限度額: 56万円
・介護保険の所得割保険料率: 2.4%
・介護保険の均等割額: 7,400円
・介護保険の平等割額: 6,400円
・介護保険料の限度額: 9万円

国民健康保険の場合、基礎控除が33万円あります。
自営業の方の場合、年間売上(収入)−必要経費が、所得となります。
その所得の額から、33万円を保険料算出のための基準額として控除できます。

よって、国民健康保険および介護保険の保険料は、

保険料=所得割額+(均等割額×被保険者人数)+平等割額
所得割額=(前年世帯総所得−基礎控除額)×所得割保険料率

で計算できますので・・・

・1年当たり
(600万円−33万円)×10%+(33,450円×2名)+25,800円
=567,000円+66,900円+25,800円
=659,700円

この計算結果は、国民健康保険料の年間限度額:56万円を超えていますので、年間の保険料は、56万円となります。

56万円/1年間の国民健康保険料

・一生涯(25歳〜60歳の35年間)
56万円×35年間 = 1960万円

・介護保険の保険料(40歳〜60歳の20年間)
(600万円−33万円)×2.4%+(7,400円×2名)+6,400円
=136,080円+14,800円+6,400円
=157,280円

この計算結果は、介護保険料の年間限度額:9万円を超えていますので、年間の介護保険料額は、9万円となります。

9万円×35年 = 315万円

・合計
1960万円+315万円 = 2275万円

所得が年間平均600万円ある自営業者の方の場合、国民健康保険料および介護保険料の支出で、一生涯で2275万円を支出することになります。

これは、とてつもなく莫大な金額ですね。

スポンサーリンク
 
スポンサーリンク