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このページでは、起業の条件について考察しています。
起業するのであれば、事業を軌道に乗せ、人手を増やしさらなる成長を目指したいと考えるのは、当然のことです。
私自身、起業した当初、事業が上手くいけば、事業規模を大きくして、人手を増やし拡大していくことを視野に入れていました。
事業が軌道に乗っていけば、簡単な業務や、雑用・事務などは、人に任せたほうが効率が良くなる時期が訪れるであろうからです。
経理事務や電話応対、書類・資料作成、データ制作など、比較的簡単で人に任せられる仕事は、スタッフを雇い入れて任せたほうが、明らかに効率が良いです。
仕事を任せて浮いた時間で、自分自身はもっと重要な仕事へと時間を割り振ることができます。
空いた時間で、自分の頭脳やスキルは、もっと経営に近い部分に集中して使うことができるのです。
スタッフからのアイデアや企画で、新規事業が生まれるチャンスも増えるでしょう。
場合によっては、もっと専門スキルの高いスタッフを、経営に近いポジションで雇うことも検討することも必要でしょう。
人の採用というのは、経営者の手腕の見せ所でもあります。
スキルの高い人を雇うのは、人件費が高くはなりますが、資金的な余裕があり経営にプラスであれば、積極採用したほうが良いと思います。
実際、私の場合、起業後、2004年に法人化したのですが、スタッフ3名となっていた時期があります。
私にとっては、自分でスタッフを雇って仕事をするという経験が初めてでしたので、色々とたくさんのことを学ぶことができました。
求人広告の出し方から、面接応募受付や採用試験、採用面接のことなど採用に関することは、一通り学ぶことができました。
また、実際にスタッフを雇用した後に、人をマネージメントしていく難しさも実感できました。
私が、人を雇用する上で、もっとも難しいと感じたのは、スタッフの働くモチベーションを高く維持することです。
事業主(起業家)とその従業員との間には、価値観のズレが必ず存在します。
例えば、事業主(起業家)は売上・利益を伸ばすためには、何時間働くのもいとわないと考える人も多いでしょうが、従業員は違います。
通常であれば、従業員は残業を嫌いますし、事業主(起業家)ほどは、会社の事業に対して情熱を持っているものでもないでしょう。
また、事業主(起業家)が一般的にお金についての優先順位が高いのに対し、従業員の方は、それほどお金の優先順位が高くなかったりもします。
お金のことよりも、自分が好きな仕事に取り組めるかどうかであったり、仕事に感じるやりがいであったりなどのことのほうが大事だ、と考える人が多いように思います。
事業主(起業家)が、自分の価値観や優先順位の元に、従業員・スタッフをコントロールしようとすると、おそらく上手くは行かないような気がします。
従業員・スタッフの立場に立った価値観や優先順位を考慮して、人のマネージメントを行う必要があると思うのです。
人を雇って事業を進めるのは、難しいものではありますが、また一人での事業とは違った楽しさがあります。
起業するからには、人手を増やして、事業拡大ができる事業を選ぶことも必要なことでしょう。
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