娘が生まれたので子育てハッピーアドバイスという本を読んだ

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個人的な報告ですが第一子が誕生しました。
子育ては完全に未知の世界、この2ヶ月は悪戦苦闘で慣れない子育てにてんやわんや状態、子育ては想像以上に大変です。
ただ、娘の安らいだ寝顔や飛びっきりの笑顔を見ると、疲れが吹き飛び癒されます。たとえようのない幸福感。

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私(父親)が育児で担当するのは、夜の時間帯でのお風呂入れやミルク、おむつ替え、洗濯、寝かし付けなど。
奥さんの負担増の分、食事の用意や食器洗いなどの家事をする機会も増えました。
寝かし付けだけでも夜30分〜1時間くらいはかかりますので、否応なく自分の時間は減る、トータルすれば私の場合で1日2時間弱くらいは育児や家事に当てているでしょうか。土日はもう少し長いだろう。
子育て中の母親は家事と育児で、朝から晩までフル回転になるので、育児ノイローゼとかになるというのも頷けるなぁというのが実感。ご主人(父親)がある程度は手伝わなければ、奥さん(母親)はテンパるの間違いないと思う。

まあ子育ての大変さをつらつら述べましたが、ミルク授乳やおむつ替え、お風呂入れなどのいわゆる育児は、慣れればなんとかこなせるようになります。
子育てで難しいのは、子供との接し方・スキンシップ、しつけや怒り方、また自分に余裕がない時の対処法、夫婦仲を良好に保つ術など、人対人の部分であろうと思う。
そういったことに関しては、なにかしらの指針があると大変助かる。
そこで知人夫婦から教えてもらったのがこの子育てハッピーアドバイスという本なのですが、アマゾンの書評を見てみると大変評判がいいようです。
ということで、自分達用も兼ねて要点をまとめました。

子育てハッピーアドバイスの要点

子供が話しかけてきたら忙しくても聞く
抱っこで泣き止む
がんばれより、がんばってるねと認める

1.子供の自己評価の低さ
自己肯定感、自尊感情、自信

2.スキンシップ
抱っこする
放置しない
抱っこせず放置すると泣かなくなる→心のトラブルの始まり

3.話を聞く
「そうか、そうか」と親がうなずいて子供の話を聞く
子供の話したことを繰り返す
○子「腹たったんだ〜」 親「そりゃ腹立つよなー」
×子「腹たったんだ〜」 親「じゃあ今度からこうすればいいじゃないか」→答えを急いで言うのはNG

4.がんばれよりがんばってるねと認める
「がんばってるね」「よくがんばったね」
「がんばれ」はプレッシャーになる場合がある
テストで50点
○「こないだより20点アップしたねー、頑張ってるねー」
×「勉強してるのか!もっとがんばりなさい!」

5.ありがとう
ありがとう→子供の自己評価が高まる

6.甘えと反抗を繰り返し大きくなる
甘え=依存 ←→ 反抗=自立
依存→安心感→不自由→自由になりたい→意欲→自立→不安→依存に戻る(ここで親が受け止める)

7.甘えて自立
甘え→安心感→自己肯定→意欲→そして自立へ
自立→褒める→自信→自己肯定
子供のペースに合わせる

8.10歳までは甘えさせる
甘え=相手の愛情を求めること
相手に対する信頼と自己評価→安心感

9.甘やかすと甘えさせるは違う
甘やかす=悪い
物を買ってやる。
子供ができることを大人がやってしまう。
子供ががまんできることをがまんさせない。
甘えさせる=よい
スキンシップや赤ちゃん返りを受け入れる。
子供がどうしてもできないことを親が手伝う。
子供ががまんできないことを助ける

10.10歳以下で甘えてこないときはスキンシップを増やす
心のパイプ=親の愛情と、子供の甘え

11.叱っていい子といけない子
叱って良いタイプ
情緒安定、おおらか →しゃきっとなる、右から左へ受け流す
叱るのに注意のタイプ
気の小さい子、意地っ張り →萎縮してしまう、傷つく

12.叱るときの注意
人格を否定しない。
何を叱られているかわかる叱り方
今後叱られないためにどうしたらいいか伝える
「お前は〇〇だ」という叱り方をしない。「〇〇するのはよくない」と言う。

13.サンドイッチ法・子供をやる気にさせる注意の仕方
良い所→悪い所→良い所
短所を長所ではさんで注意する。

14.子供のしつけ方
1)しつけすぎ→不登校、非行、ひきこもり、キレる子供
2)基本的な生活習慣、他人への思いやりなどは必要
3)親自身が身を持って、あるべき姿を示す。
子供のして欲しいことを親が行う。
4)「〜しなさい」「〜はダメ」など命令はNG
5)親が「私は嬉しい」「私は悲しい」と自分を主語にして話す
「洗い物ありがとう。お母さんは嬉しいわ。」
「人の物を盗るなんて、お母さんは悲しいわ。」
6)子供にどんどん失敗させる。
失敗しても責めない
どうしたら失敗しなくなるか一緒に考える
7)時には息抜き

15.子供の相手をしてキレないようにするために
1)子供に非現実的なことを求めない。
子供は自己中心的→自己主張が育ってきている
子供は失敗する→学ぶ機会
子供は言う事を聞かない→自立心
2)子供の言動を被害的にとってしまう
3)親が過度の責任感を持っている
キレない子を育てるにはキレない親となる

16.母親のサポート
母親、父親、祖父母、先生、地域、母親同士

17.母親に休日はない

18.母親が働くことは子供にプラスorマイナス
3歳までは愛情注げ神話
合理的な根拠はないので、働くかどうかは母親が決めてOK

19.共働きで子供に接する時間がない
5分、10分でも子供との時間を大切に過ごす

20.父親の子育て
子育てを手伝う、育児に参加する・・・ではない!
子育ては母親、父親双方が協力して行うもの
1)母親(妻)の育児の悩みを聞く
2)母親(妻)の労をねぎらう
3)情報集め(病院、保育園検索)など得意な分野で協力
4)子供の夜泣きをあやす
5)子供をお風呂にいれる
6)体を動かす遊び
7)母親が下の子の面倒を見てる時は、父親が上の子の相手をする
8)料理を作る
9)育児、家事の分担

父親がやってはならない5か条
1)大きな子どもがもう一人いる状態にならない
2)母親(妻)を責めない
3)実母と比較しない
4)子供を疎まない
5)暴力を振るわない

21.私は私でいいんだ、子供は子供でいいんだ
母親が自分自身を肯定する、認めてあげる
母親には各々の意見がある、他の母親との間に境界線を引く
他の母親の意見に振り回され過ぎないようにする

22.子は宝、母親も宝

以上ですが、この本はページ数にして200頁弱、文章も少なめなので30分もあれば十分に読み終えられます。
10歳までは甘えさせて良いとか、泣いたら積極的に抱っこするとか、子育ての基本的な指針を示してくれて安心できました。
昔は甘えさせ過ぎは良くないとか、抱っこし過ぎると癖がつくのでダメとか言われていたそうなので、現在の子育ては随分変わっているようです。

サンドイッチ法での注意の仕方などは、仕事の現場にも応用が効きそうです。
子供が小さいうちは、とにかく愛情を注ぎ、子供が親に愛されているのだと確信できるようになることが大切なようだ。それがやがて子供自身の自信や自立につながると。
また、子供の性格に合わせた叱り方があるなど、自力ではまず得られないだろう子育て術がありがたかったです。

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