どうしたら金持ちになれるか – その3
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金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラントのエッセンスを抽出し解説しているページです。
前ページ、「どうしたら金持ちになれるか – その2」の続きです。
■内なる旅
キャッシュフロークワドラントの左側から右側へ移る過程は、内面的な旅です。
この移動のプロセスは、自転車に乗れるようになるプロセスに似ています。
はじめは、何度も倒れ、恥ずかしい思いもします。
しかし、しばらくすると倒れなくなり、何も考えなくても乗れるようになります。
その後また倒れたとしても、起き上がってまた自転車にまたがれば、ちゃんと乗ることができます。
「やめるのはいつだってできる。それなら、なにも今やめることはないじゃないか。」
金持ち父さんのこの言葉は、いつもロバート・キヨサキ氏の励みになり、感情を静めてくれたそうです。
■感情をコントロールする
安全 ⇔ 自由
リスクを避ける ⇔ リスクへの対処の仕方を学ぶ
安全にやれ ⇔ 賢くやれ
私には買えない ⇔ どうやったら買えるか?
高すぎる ⇔ 長期的に見てどんな価値があるか?
分散 ⇔ 一点集中
友達がどう思うだろう? ⇔ 私はどう思っているか?
矢印の左側は、感情でものを言う人の言葉、右側は、感情に負けず、臆病にならない人の言葉です。
恐怖という感情は、人を臆病にすることがあります。
そして、たいていの人は、感情によって思考がコントロールされてしまいます。
思考が感情に支配されないように、感情をコントロールしなければなりません。
■「する」よりも「なる」ことが大事
クワドラントの左側から右側への移動は、技術的というよりもむしろ感情的なものです。
感情をコントロールできない人には、この旅はおすすめしません。
右側に移りたいと思っている人は、長期にわたって手を貸してくれる「サポートグループ」と、すでに右側にいる人で、自分を導いてくれる「よき師」を確保する必要があります。
その過程では、何を「する」かではなく、どんな人間に「なる」か、ということが大事です。
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