リスクの低いビジネスで起業
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私は、起業する際は、あらゆる意味でリスクの低いビジネスで、起業しようと考えました。
これから、起業される方であっても、リスクの低いビジネスで起業することを、お薦めします。
例えば、自動車メーカーを作ろうと思って起業する場合と、経営コンサルタントで起業しようという場合では、どちらがリスクが大きいでしょうか?
この場合は、明らかに前者です。
自動車メーカーで起業しようとするならば、膨大な資金が要りますし、人の雇用もたくさん必要で、工場や機械などの設備投資も大きいものとなるでしょう。
成功すればリターンは大きいでしょうが、成功までの道のりは遠く険しく、リスクの大きさも半端ではありません。
しかし、経営コンサルタントであれば、自分ひとりでもできますし、工場や機械も必要ありません。
その代わり必要になるのは、経営に関する知識やスキル、コンサルティング能力です。
これは、勉強すれば身に付けられるものですし、経験から学んでもいけることですので、それほど大きな障害にはなりません。
基本的に、私は、「お金のかかる商売」ほど、リスクが高いと考えています。
軌道に乗るかどうかも分からないのに、お金ばかりかかっていては、いずれ資金ショートに陥ります。
仕入れ費や人件費などの経費、設備投資の資金などのお金がかからないビジネスのほうが、リスクが低いのではないかと思います。
特にゼロから起業するのであれば、絶対にお金のかからないビジネスを選ぶべきではないでしょうか。
ただし、基本的にはリスクとリターンの大きさは、比例するとも、私は考えています。
起業して事業を運営していく上では、金・人・モノにおいて、それぞれリスクが存在すると思います。
[ 金のリスク ]
事業を運営するためには、どんな業種であっても、多少にかかわらず資金が必要です。
事業を行う上で、設備投資するにも、広告や宣伝をするのにも、人を雇用するにも、すべてお金が必要です。
資金が少なければ少ないほど、お金のかからないビジネスを選ばないと、リスクが高くなってしまいます。
逆に資金があればあるほど、より大きなリスクのある事業にもチャレンジできるということです。
[ 人のリスク ]
お客様や取引先、スタッフがリスクとなることもあります。
お客様や取引先からのクレームや要望は、商品やサービスの悪い点が指摘されているものが多いですので、迅速に対応する必要があります。
すぐに、商品・サービスの品質向上に努めないと、信用を落としてしまいます。
スタッフが業務を正しく遂行できるように、教育する必要もあります。
スタッフが業務を上手くこなさなければ、提供する商品やサービスの品質が落ちてしまいます。
ことが重大であれば、経営に支障をきたしてしまいます。
また、スタッフの雇用には人件費という経費がかかりますから、お金のリスクにもつながります。
事業が上手く行かなくなったからといって、スタッフをすぐ解雇(クビ)には、なかなかできません。
[ モノのリスク ]
一度、私の会社で使っているパソコンが壊れてしまったことがありました。
自分で修理できたので良かったのですが、この時に、モノ(設備)にもリスクが潜んでいるんだなぁ、と実感しました。
事業に必要な設備は、バックアップであったり、新たな設備投資を、定期的に行わなければなりません。
以上のように、それぞれにリスクが存在します。
人のリスクに関しては、どんな業種でもマネージメント能力で解決するほかありませんが、金とモノに関しては、業種によってリスクの大きさにとても差があるように感じます。
ゼロから起業するのであれば、まずは、すべてのリスクが低いビジネスで、起業するべきだと、私は考えています。
つまり、経費がかからず、人の雇用も設備投資も必要ないビジネスが良いのではないか、ということです。
人の雇用については、事業が上手く行きだして、人手が足りなくなってから、考えれば良いのではないでしょうか。
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