仕事納め – 今年(2007年)を振り返る

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今日(28日)で、私は仕事納めです!
(12時まわって日付変わって29日になっちゃってますが)

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2007年の皆様はどうだったでしょうか?
皆様、今年一年間お疲れ様でした。

私個人的には、今年は良いことも悪いことも、どちらとも沢山ありました。
でも、どちらかといえば良い年でした。

そう言えば、今年(2007年)の年初には、猪年で猪突猛進で頑張ろう、と方々で言われていましたね。

しかし、蓋を開けてみれば、清水寺で発表された今年の漢字は「偽」・・・

度重なる食品偽装や、大手派遣会社の介護事業や派遣業での法令違反、農水省の自殺や防衛省汚職など、腹ただしく暗いニュースが多かった印象を受けます。
政治でも経済においても、国民の不信感が高まった一年だったでしょう。

企業の業績は回復しているようですが、裏では、犠牲となっているものが大きいことを裏付けたような一年であった気がします。
政治についても同様、政治とカネの問題が、再び注目されるようになった一年だったと思います。

ワーキングプアやネットカフェ難民といった現象も今年は注目されました。

企業・経済に関しては、このまま日本は、アメリカ型の資本市場至上主義、格差容認の社会に向かっても良いのでしょうか。
儲かれば何をやっても良い、という考え方は、私には到底受け入れられません。

法令遵守は法治国家においては、はっきり言って当然のこと。
それを守れない企業には、さっさと市場から退場してもらいたい。
法令を守れない政治家も、さっさと辞めてくれ。

これからますます高齢者も増加していくでしょう。
社会的弱者への救済措置は、修正資本主義国家の日本としては、ある程度、国が行うべきであると思います。
そのためのシステム作りや資金繰りを、政治家の方々には必死になって考えてもらいたいものです。

修正資本主義とは、利益追求だけを最優先とすることに規制をかける資本主義経済のことで、現在の資本主義国のほとんどはこれです。
経済の根本は資本主義ではあるが、ある程度の社会保障や公共事業を国家が担っていくシステムです。

私は、この修正資本主義というシステムを支持しています。
利益追求重視の純粋な資本主義では、本当に弱肉強食で、失業者が大量に発生したり、自殺者が増えてしまったりするでしょう。
そんな世の中になったら、幸せではありません。

来年2008年は、子年(ねずみ年)。

鼠はネズミ算という言葉があることからも、子供をたくさん生むことが有名です。
子宝に恵まれて、少子化に歯止めのかかるような年になればよいですね!

間違っても、ねずみ講が流行ったりする年にはなりませんように・・・

では、良いお年を!

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