税金の支出
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人生の大きな支出8つについて考察しているページです。
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前のページまでで、所得税の支出と住民税の支出をシミュレーション試算してみました。
[ 前提 ]
・年収: 600万円
・家族: 専業主婦の奥さん、子供いない
・厚生年金・健康保険の保険料率は合わせて10%(被保険者負担分)で計算
生涯の平均年収が600万円で35年間働いた場合、生涯賃金は2億1000万円+退職金となります。
サラリーマンの平均生涯賃金は2億円〜3億円ほどと言われますので、おおかた目安となる数字でしょう。
この前提の下、算出された一生涯を通しての所得税、および住民税の額は以下の通りです。
■35年間、平均年収600万円の場合での総所得税額
187,500円(年間所得税額)×35年間 = 6,562,500円
■35年間、平均年収600万円の場合での総住民税額
297,500円(年間住民税額)×35年間 = 10,412,500円
■税金の生涯支出合計
6,562,500円+10,412,500円 = 16,975,000円
平均年収600万円の人の場合、一生涯(35年間の現役時代)で、約1700万円の税金を納めることになります。
サラリーマンの方などで税金が給与から天引きされていると、なかなか気付きにくいかもしれませんが、税金は莫大な支出となることが分かります。
なお、この数字は、税率の変更や家族構成の変更がなかった場合のシミュレーションですので、ざっくりとしたものです。
子供が増えたりすると、扶養控除が増えますので、所得税、住民税ともに低くなります。
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