設備投資にお金がかからない
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このページでは、起業の条件について考察しています。
私は起業する際、開業時の設備投資、および事業を進めていく上での設備投資が少なくてすむ、という点も事業の条件として考慮しました。
まず、投資した資金を早く回収できることを優先したのです。
投資資金を早く回収できるようにするために、設備投資は少なく、そして利益は確保できるような業態にしたいと考えました。
設備投資にお金がかかりすぎると、それを回収するだけでも、相当な時間がかかってしまいます。
少なくとも1年以内には、開業時の設備投資資金が回収できる事業を選びたいと考えていました。
起業の際には、特にスモールビジネスの場合、大きな事務所や倉庫、機械などに設備投資せずにすむ事業を、選ぶべきだと思います。
基本的には、設備投資での費用がかかればかかるほど、リスクも増大してしまうと思います。
実際のところは、開業時になにせほとんど自己資金がなかったですし、借金に頼るのも嫌でしたから、必然的に設備投資ができない状況にあったというのも事実です。
ただし、私は、資金をもし持っていたとしても、設備投資が少なくてすむ事業を選択しただろうと思います。
それは、投下資金は少ないほうが、回収が早くなるだろうという考えに基づきます。
また、開業時にも設備投資があまり要らず、事業を進めていく上でも、それほど設備投資を必要としない事業のほうが、金銭的なリスクも低いと考えたからです。
毎年100万円の利益を出す事業があるとします。
A.設備投資額 500万円
B.設備投資額 100万円
AとBの二つの事業を比べると、設備投資に投じた投下資金を回収し、本当の意味での利益が出せるようになるには・・・
A.5年
B.1年
の期間がかかります。
この場合、Bの事業が早く利益を上げるようになりますので、私でしたらBの事業を選びたいと考えます。
特に初期段階において、副業で開業し進めていくようなスタイルであれば、早期に投下資金を回収し、利益を出せるような業態を選ぶべきでしょう。
私が、インターネットビジネスと飲食店経営で迷った結果、インターネットビジネスを選択したのには、この設備投資のための投下資金の回収スピードを考慮しての面が大きかったです。
飲食店の場合、どうしても初期投資額が大きくなります。
小さめのお店であっても、不動産費用、内装、厨房改装など、お店作りに300万円以上はかかってしまいます。
また、いざ運営を始めた後も、水道光熱費や食材仕入れ費、ホールスタッフ人件費、お店の改装作業など、月に数十万円の経費はかかります。
開業当時、ほぼ資金がなかった私にとっては、これらの設備投資やランニングコストを抱えることは、少々無理難題でした。
インターネットを事業の場合に選択したことは、正しい判断だったと思います。
ただし、飲食店経営がとても魅力ある事業だという思いは今でも変わっていません。
実際、飲食店を経営する友人・知人が何人かいますが、本当に熱い人達で、とても楽しそうです。
人との触れ合いが多い点は、インターネット事業を営む私からすると、とても羨ましく思えます。
いつか飲食店経営にもチャレンジしたいですね。
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