お金と付き合う難しさ
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このページでは、起業後の難しい点5つというテーマについて考察しています。
起業して、自分で事業を行うとなると、お金との付き合いも避けられません。
サラリーマンなどお勤めの方であれば、税金や保険料、年末調整などすべて会社・職場が面倒を見てくれるので、基本的には、確定申告や納税・保険料納付などの作業を自分で行う必要はありません。
しかし、起業して個人事業で、または法人設立をして事業を行っていくと、自力で申告をしなければなりません。
また、日々の会計作業・給与計算、決まった期日での納税や保険料納付も自分で行わなければなりません。
[ 個人事業の場合の税金・保険料(確定申告 – 毎年2/15〜3/15 ]
・所得税
・住民税(道府県民税、市町村民税)
・事業税
・消費税
・国民年金保険料
・国民健康保険料
・予定納税
[ 法人の場合の税金・保険料(決算申告 – 毎営業年度末から2ヶ月以内 ]
・法人税
・法人住民税(道府県民税、市町村民税)
・事業税
・消費税
・社会保険料(健康保険、厚生年金)
・労働保険料(雇用保険、労災保険)
・役員、従業員の賃金から天引きした預かり所得税の納付
・中間申告
思いつくままに、ざっと列挙しましたが、個人でも法人でも上記のような税金・保険料の納付があります。
そして、それらの税金・保険料をちゃんと納付するために、日々の会計作業や給与計算などの仕事が必要となります。
もちろん、余裕があれば、税理士さんや会計士さんに会計・税務に関する作業を丸投げしても良いです。
ただ、起業後のお金との付き合い方での第一の難関は、これらの会計・税務・申告などの業務です。
また、事業を行っていく上では、自分の事業へ投資するお金の使い方に関しても、賢くならなければなりません。
自分の事業に投資することは、売上・利益を伸ばすためには、絶対に必要なことであります。
広告宣伝費・人件費・開発費・外注費など、どの部分にどのくらいのお金を投じるか、という判断をずっと継続して行っていかなければなりません。
お金の使い方次第で、事業が上手く行くかどうかが決まるという側面も、とても大きいものがあります。
事業投資としてのお金の運用は、最初は失敗も多くなりがちなはずです。
ですから、小さい金額で練習しながら、段々と大きな金額へステップアップしていったほうが良いように思います。
優れた経営者となるためには、事業に投資するお金の使い方が上手になる必要があります。
お金との付き合いは、起業するのであれば、絶対に避けられないものです。
お金の計算を自分でやりたくないと考える方は、起業するのはやめたほうが良いと思います。
ただし、お金との付き合いに関しては、「習うより慣れろ」という側面が大きいですので、必要以上にびびることはありません。
自転車に乗るのと同じで、失敗と成功を繰り返しながら、段々と上手になっていくものだと思います。
自分の事業に投資するためにお金を使うのであれば、最初は小さな金額で行い、売上・利益の規模の拡大に合わせて、段々と金額を大きくしていくほうが良いと思います。
最初から、自己資金全部を使ってしまうような大きな投資を行うことは、ギャンブル性もリスクも高いですので、避けなければなりません。
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