共同経営しない
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私個人的な考えですが、起業に際しては、共同経営というスタイルで起業することはやめておいたほうが良いと思います。
株式の持分を折半したり、代表権を2人持つような共同経営は、後々のトラブルの原因となります。
特に友人と共同経営での起業には、私は絶対に反対です。
事業が上手く行けばよいですが、上手く行かなかった場合、事業の失敗に加えて、人間関係まで破綻してしまう可能性が高くなります。
お金がなくなるのも辛いですが、友人を失うのは、もっと辛いものです。
起業や事業を行うことには、金銭の問題が常に付きまといますが、お金が関わると、変わってしまう人もいます。
また、友人らと共同しての起業のスタイルですと、どうしても情が強く出ますので、合理的な経営判断を欠いてしまう可能性もあります。
会社がサークルのような緊張感のない、なぁなぁな人間関係でつながった組織になってしまうと、会社は上手くまとまりません。
また、代表権を複数の人間が持った共同経営ですと、経営方針や最終的な経営判断で対立するケースも必ず出てくることでしょう。
スタッフも、方針変更が頻繁にあっては働きにくくなります。
最終的な経営判断は、一人の代表者が行ったほうが、経営はスムーズに進みます。
企画から決定までのスピードも早くなるでしょうし、スタッフも方針変更は少ないほうが困惑せずにすみます。
起業しようと考えるのであれば、まずは全責任を負って、一人で起業するべきです。
従業員や役員を雇用して起業する場合でも、代表権は誰か一人が持つべきだと思います。
そうすることで、責任の所在もはっきりしますし、代表者自身の気合の入り方も変わってくるはずです。
以前、以下のようなお話を聞いたことがあります。
ある地元の方なのですが、会社を辞めて、友人と共同経営で起業された経験のある方でした。
健康食品の製造と販売を行う事業を、国庫で800万円を借り入れて、立ち上げられたそうです。
いきなりスタッフも5名雇用して起業されたそうですが、上手く行かず1年も経たないうちに、資金ショートして、にっちもさっちも行かなくなった・・・と。
借金だけが残り、さらに共同経営者だった友人との縁も切れてしまった、と話されていました。
こういった話は、他にもいくつか聞いたことがあります。
共同経営はトラブルの元です。
起業を考えるのであれば、「共同経営はしない」ということを、ひとつ肝に銘じておいたほうが良いと思います。
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