左視野重視のデザインと脳・視神経の構造

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デザイン関連の仕事に携わられておられたら、人の脳が左視野を重視するというのは、ご存知の方も多いかもしれませんね。
私自身は、ウェブや広告のデザインを勉強しているうちに、この左視野が重視されるという事実を知りました。

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以下の記事を読んでみると、実感として感じられると思います。

【6】脳は「左視野」を重視する:NBonline(日経ビジネス オンライン)

この画像を微笑んでいるように感じるということは、私たちは顔の「左半分」をとくに重要視していることが伺える。

左視野重視の法則が生かされている例としては・・・

ブログやウェブサイトのデザイン

このブログや上記引用のNBonlineの記事など、多くのウェブサイトでは、記事本文を左側に配置するというデザインが採用されるようになっています。
昔(5〜6年前)は、左側よりも右側に本文記事を配置するデザインのほうが多数派でした。

人の脳が重視しやすい左視野に、本文コンテンツ記事を置くか、バナー広告やメニューを配置するか、という選択はデザイナーの判断にはなりますが。
私の場合、本文記事自体をもっとも読んでもらいたいですので、左側に配置するようにしています。Googleの検索結果も、ページの左側に配置されていますね。

チラシ広告

スーパーのチラシ広告は、一番の目玉広告が左上に掲載されているそうです。
これは、人がチラシ広告を見る際には、左上部分に真っ先に目を通す傾向が強いからといことらしい。
さらに言うと、Z型(左上→右上→左下→右下)の順で、目を通す傾向だそうです。

なぜ人の脳は、左視野を重視するのだろうか?
勝手な推察を試みてみると・・・
人の脳は、右脳が芸術や感情を司り、左脳が計算や論理思考を司るという説があります。これは、非科学的な説らしいですが。

参考:脳機能局在論 – Wikipedia

そして、人の眼の視神経は、両眼ともに、網膜の外側・内側で二手に分かれ、外側(こめかみ側)の視神経は同じ側の脳に、内側(鼻側)の視神経はクロスして逆側の脳につながる構造になっています。

参考:視覚が伝わる経路

リンク先を見るとよく分かるのですが、左側の視野の情報は、視神経が右脳へ繋がることで、脳へと伝えられることとなる。

左側視野の情報は右脳へとつながるので、人の感情や感覚に訴えかける力が強いのではないだろうか。
また、感情脳(右脳)のほうが論理脳(左脳)よりも、情報伝達スピードや残る印象が優先される結果、左視野重視になる・・・と。
こう考えると、あくまでも推察ではありますけど、人の脳が左視野を重視する理由として、理屈が通っているような感じもします。ちょっと無理やりでしょうか?(苦)

かなり眉唾っぽいですけども、催眠術や感情マーケティングの本で、会話の際に、相手を見つめる目を変えたり、立ち位置・座る位置を変えると良い・・・というノウハウを読んだことがあります。
営業とかで説得したい場合は、相手の左脳(論理脳)に訴えるために、相手の右側(右側の視野・向かって左側)に位置するべき・・・とか。
女性を口説くときは、相手の左目を見つめると感情に訴えられるので成功する・・・とか。(笑い)
さすがにここまでいくと、眉唾かゲン担ぎになっちゃいそうですけど。

科学的な理由はいかにせよ、私の場合、ユーザーの左視野部分に一番見せたい情報を配置する、というデザインを心がけるようにしています。

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