クレジットカードを使わない

クレジットカードをあまり使わないようにすることも、支出を減らすには有効な方法です。

クレジットカードでの支払いは、少々予算を超えても支払が可能なところが問題です。
手持ちの現金（予算）が少なくても、モノを買えてしまうのです。
そのため、モノを買う際に、カードだから少々予算オーバーしても良いかという風に、お金の使い方が甘くなる可能性が高いのです。

特にお洋服などファッションアイテムなどのショッピングの場合、お買い物をしているうちに、段々気が大きくなってくることがあります。
「あれも欲しい、これも欲しい」と買っているうちに、気が大きくなり、ついつい衝動買いをしてしまうことがあるのです。

ここにカード払いが組み合わさると、極端なケースであれば、衝動買いが加速されます。
翌月のカード引き落としのことを忘れて、予算をはるかにオーバーして、お買い物をしてしまうこともあるかもしれません。

きっちり予算の範囲内で、一括払いでクレジットカードを使う分には問題ありませんが、ついカードを使いすぎるという方は要注意です。
お買物は購入物と予算を決めてから、しっかりとそれを守らなければなりません。

私に限って言えば、基本的にクレジットカードでの支払いがあまり好きではありません。
自動車のＥＴＣ（有料・高速道路料金）支払いや、アマゾン（インターネット書店）の書籍購入、および自分の会社の事業に必要な支出以外では、ほとんどクレジットカードを使いません。

ただし、クレジットカードはポイントプログラムを採用しているものが多く、それにお得さを感じるユーザーも多いかもしれません。
カードを使うというのであれば、とにかく購入するものと予算をまず決めて、無理のない範囲で、かならず一回払いで購入するべきだと思います。

私の場合、必要に迫られて、クレジットカードで支払いをする場合も、必ず一回払いにします。（参考：クレジットカードは常に一括払い）

また私は、ローンでのお買物や、分割払いでのお買物も全くしません。
それらは、毎月私のポケットからお金を奪っていく負債であるからです。
負債を喜んで、買っていてはお金持ちにはなれません。