ロールモデル思考法で自分の”好き”を見つける
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ロールモデル思考法とは、梅田望夫さん(ブログ:My Life Between Silicon Valley and Japan)が、著書「ウェブ時代をゆく」で唱えている思考法のことです。
梅田さんの主張の一貫したところは、一言で言うなら、「好きなことを見つけ、それを貫き生きてゆけ」というものです。
この考え方は、随分以前から確信していたことなので、私にはとてもしっくり来るものがありました。
彼のオプティミズム主義に批判的な意見もあるようですが、好きを貫く以上は、オプティミズムを持ち合わせないと精神が持たない。
しかし、実際には好きなことを発見すること自体が簡単ではありません。
ですから、好きなことを見つける方法として、ロールモデル思考法という方法が述べられています。
まとめますと・・・
「好きなこと」や「向いていること」は、自分に問い続けても答えは出ない。
だから、その答えを外界に求める。
外界の膨大な情報から、好きと感じた自分の”直感”で、自分のロールモデル(お手本)となるものを選び続ける。「ある人の生き方のある部分」
「ある仕事に流れるこんな時間」
など、自分が好きと思えるロールモデルを収集し蓄積する。そして人生の転機には、蓄積されたロールモデルの引き出しを開き、決断のために役立てていく。
という方法です。
「ウェブ時代をゆく」を読んだあと、実際、私はこのロールモデル思考法に近いことをやってきているなぁ・・・と感想を抱きました。
手帳の使い方にしても、お金に対する姿勢に関しても、読書を通して、好きだと感じた方法を取り入れてきました。
私の読書は、著者(または登場人物)の考え方・やり方で、自分の好みだと感じたものを取り入れて、実行に移す、または判断に活用する、というスタイルになっています。
ただ何となくそれを行っていたので、明確な方法として定義してくれた梅田さんには、感謝しています。
頭が晴れる思いでした。
ロールモデル思考法は、なにも読書に限りません。
インターネット、人との会話、テレビ・ラジオ、新聞・雑誌など、頭に情報が入る機会には、すべて使えます。
その際に用いるのは、自分が”好き”だと感じる”直感”です。
自分の”好き(ロールモデル)”を集積していくのが準備期間、そして決断を下さなければならない局面や、自分の人生に新しい手法を取り入れる場合に、集積した自分の”好き(ロールモデル)”の引き出しを開く。
ただし、引き出しの数、収納量を増やすために、情報のインプットを積極的に行わなければなりません。
この方法だと、自分の好きなことを見つけやすくなりそうだと、感じられるのではないでしょうか。
一人自分と向き合い、もんもんと悩み続けるよりも、”好き”を発見できる可能性ははるかに高まるはずです。
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