ほめるが先か叱るが先か

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現在の私は一人企業ですが、昨年の春までスタッフ2人(非常勤のスタッフもう1人)とともに、自分の会社を運営していました。
絶えず、どうやったらスタッフがモチベーション高くパフォーマンスの良い仕事をしてくれるか、ということを考えてはいましたが、なかなか難しいものでした。

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参考:人を雇用する難しさ

いつも悩んでいたことは、ほめるのが先が良いのか、しかるのが先が良いのかという点。
おそらく、うちで一緒に働いていたスタッフの場合、ほめるのが先、という方法のほうが良かったのだろう、と今になって思い返しています。

リストのチカラ:第21回 ほめる10則+しかる5則 – ITmedia Biz.ID

部下をほめるとき、しかるとき、どんなことに注意していますか。心に留めておきたい10則+5則。

人のマネージメントは難しい。
それぞれ個性があるものだし、どうやったらモチベーションが高くなるか、という点も人それぞれで皆違う。
また、怒りがこみ上げてくる自分の感情をコントロールするのも難しい。
私は外見的には穏やかそうに見られることが多いのですが、実はとても気が短い性格なんです。(苦笑)

たとえば、スタッフが3分だけ遅刻してくる場合。
私は、朝から「カチン」と来ることもあり、感情的になって怒ることもありました。
そんな日は、オフィスの雰囲気も悪くなるし、仕事も頼み辛くなっていたものです。
就業規則に遅刻の場合の賃金カットの扱いも定めてありましたけど、それを厳格に適用するほどの鬼にもなれず、優しさというか甘さもありました。

上記引用のリストの力には・・・

「受け入れ態勢を作る──最初にほめるなど、苦い薬を飲みやすくする」とあります。

多くの人の場合、最初にほめて、聞き入れやすい態勢を作った後に、叱るという順番のほうが良いのでしょう。
ただし、私がこれまでに読んだマネージメントに関する書籍の中では、逆の順序で、「まず叱り、その後フォローを入れるべし」という方法を推奨している書籍もあります。

この順序は、おそらく人によって使い分けるべきだろうと思います。
先に叱ることで、ショボンとならずに、逆に発奮する人もいるかもしれない。
この先にほめるか、先に叱るかの判断が上手でなれば、多分優秀な経営者や上司へと一歩近づけるはずです。

以下、個人的に、「ほめる10則+しかる5則」より覚えておきたい項目。

・ほめ言葉に実感を込める
・相手の欠点をほめる
・第三者を通して間接的にほめる
・ほめた後に、次の目標を示す

・詫びる気持ちでしかる──偉そうな態度、言い方をしない
・よく聞いてからしかる──やむをえない事情があるかもしれないので、事実をよく確かめた上でしかる

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