借金をしない

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負債を作らない5つの戒め、およびお金に関する10の良い習慣について解説しています。

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負債を作らないために、もっとも強く守らなければならないことは、借金をしないということです。
もう少し、厳密に言えば、悪い借金をしない、ということです。
良い借金と悪い借金については、良い借金と悪い借金で説明しています。

おさらいです。悪い借金とは・・・

プラスのキャッシュフロー、投資からのリターンを得られない借金は、悪い借金である、と私は考えています。

持ち家や自動車、ブランド品・時計などぜいたく品を買うための借金や、パチンコ・競馬などギャンブルのための借金は、悪い借金以外の何者でもありません。
それらは、プラスのキャッシュフローを生み出すことはありませんし、リターンを得るための投資にもなりません。
自分の物欲を満たすためだけの借金は、基本的にすべて悪い借金であると、私は考えています。

借金は間違いなく負債となります。

ノンバンク(消費者金融)の借金だけでなく、マイホーム購入のための銀行の住宅ローンであれ、自動車購入のための自動車ローンであれ、借金というものには、必ず金利がかかります。

借金をした後の毎月の返済額には、元本部分と金利部分が含まれています。
いったん借金を作ってしまうと、絶対に金利の分だけは、損をするのです。
そして、毎月の返済という形で、キャッシュフローをマイナスにしていき、投資に回せるお金が減ります。
投資に回せるお金が減るだけならまだましで、場合によっては、生活そのものを圧迫してしまう恐れもあります。

私は、借金が大嫌いですので、絶対に借金をしません。
今までの人生では、学生時代に奨学金を借りていたことがあり、その奨学金だけが唯一の借金です。
ただし、私が借りた奨学金は、無利息のものであり、すでに全額を返済し終えています。

借金をしないコツは・・・

一言で言えば、「我慢する」ということです。
自分の収入の範囲内で、支出を抑えるようにしていれば、借金ができてしまうことはありません。

お金はないが、自動車が欲しい、新しいブランドバッグが欲しい、パチンコに行きたい、などと欲が頭をもたげてくると、人は借金に頼ろうとすることを考えてしまいます。

しかし、ここで我慢しなければなりません。
少し長めのスパンで考えれば、借金が損であることは明らかなのですから、借金に頼ろうとする欲望に負けてはいけないのです。

それに加え、私が思うことなのですが、物欲を満たしたところで、人は幸せにはなれないと思うのです。

お店に行ってモノを買っている時は、楽しいかもしれませんが、後々振り返ってみれば無駄な買物だったと後悔することも多いのではないでしょうか。

また、本当に欲しいもので長く使うモノを購入するのであれば、幸せな生活のために貢献してくれるでしょう。
しかしながら、衝動買いや安易な考えのもとに、物欲を満たすだけに購入したモノは、買った後に虚しくなるだけです。

基本的には、モノを買うことや物欲を満たすことでは、人は幸せにはなれない、と私は考えています。
モノに満たされるよりも、もっと大事なことが、人生にはたくさん存在すると思うのです。

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