年齢の若さを強みにできる
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このページでは、起業の条件について考察しています。
これは、私がウェブ制作屋として、2001年に開業したときに考えたものです。
副業としてのスタートではありましたが、当時はまだ25歳で、勢いと情熱だけで突き進んだような気もします。
年齢が若いと、決定的な弱点として、経験が足りないということが挙げられます。
ビジネスや仕事の勘というのは、経験により培われる面も間違いなく大きいですので、若さがハンディとなる場合もあります。
年を取って経験を積んだ人が活躍しているようなフィールドでは、経験の差で、負けてしまう可能性が高いとも言えるでしょう。
ただし、年齢が若ければ、経験が足りず、周囲を俯瞰する能力が不足しがちではありますが、それは武器にもなりえると思います。
あまりにモノがよく見えすぎていると、失敗する可能性や粗探しばかりして、大胆な行動がとれないこともあるのではないかと思うのです。
私が思うに、年齢の若さは、弱点としてよりも強みとしての要素のほうが大きいと感じます。
なんと言っても、家族や子供といった守るべき存在が少ないことは、若いゆえにチャレンジできることの大きな要素です。
年をとった人が弱気になるのは、この守るべき存在のためである気もします。
若くして起業するのであれば、年齢が若いこと自体に、ものすごくアドバンテージがあるような事業を選べば、年齢の若さの強みをさらに発揮できるはずです。
例えば、私が選んだIT・インターネットのジャンルであれば、年齢が若い人に圧倒的に強みがあります。
40代、50代以上の年配の方々にとっては、パソコンやインターネットは、人生の途中で登場した新しいツールです。
しかし、若い人にとっては、小さい頃から慣れ親しんでいる、存在して当たり前のツールです。
この差は、とても大きいものがあります。
若さのアドバンテージを生かすには、「年配の方々が理解しにくく、若い世代にとっては当たり前のこと」がキーワードになると思います。
年齢の若さを強みとする事業として、私にとっては、インターネットビジネスは最適でした。
周りを見渡してみても年配の経験を積んだ人で、インターネットというジャンルで事業を行っている人は少ない。
ゆえに、経験の差で負かされてしまうという恐れが少ない、と考えたのです。
また、スキルは必要ですが、なにせホームページの制作なんて、パソコン1台とWEB制作ソフトがあればできますからね。
インターネットビジネスであれば、設備投資などにかかる資金は、とても少なくてすみます。
資金が要らない反面、知識や技術力は必要です。
ウェブサイトを作ったり、プログラムを書いたりするには、勉強が必要です。
この技術の部分は勉強が必要ですから、若ければ若いほど有利です。
頭脳の働きは、若いほど優れていますからね。
25歳で開業したての頃の私は、知識や技術に関しては仕事しながら勉強すれば良いことだ、と割と楽観的に考えていました。
ただし、かなり必死にインターネットやプログラミング、ウェブマーケティングについて勉強したのも事実です。
今も勉強し続けています。
勉強し続けなければ生き残りは無理ですので、勉強したくないという人には、インターネットという舞台は、はっきり言って向いていません。
どの道、どんな事業を選んで起業するにせよ、勉強は絶対に必要であると思います。
おそらく勉強をサボれば、またたく間に転落するのではないでしょうか。
だったら、自分が好きなことで、情熱を注げる事業を選ぶのがベストだと思います。
IT関連に限らず、私の周りで自分で事業を行っている事業主の方は、ほとんどの方がとても勉強熱心です。
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