弱者が使うべきリソース(資源)

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企業の経営のために重要なリソース(資源)は、「人、モノ、金、情報の4つである」であるとは、よく言われることです。
企業経営でなくとも、人が生き抜いていくために用いられるリソースとしても、「人、モノ、金、情報」は大切なものに違いありません。

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「人」とは、人脈であったり、一緒に働くスタッフであったり、お客様であったり。
「モノ」とは、オフィス・店舗・パソコン・デスクなど仕事に必要な設備や道具など。
「金」とは、文字通り運転資金で、「情報」はトレンドやチャンスをつかむため、問題を回避するために必要です。
そして、これらのリソースは互い相互補完の関係にあります。
人、モノ、情報が金を生み出し、人、金でモノや情報が手に入るように。

弱者とは、いわばこれら4つのリソースを持たざるものです。
たとえば、事業を起こしたばかりの起業家、仕事を始めたばかりの新社会人、投資に恐る恐る手を出し始めた初心者投資家など。
弱者は、多くの場合、「人、モノ、金、情報」のすべてのリソースを持たない場合も多いでしょう。

では、弱者が利用できるリソースはないのか・・・というと、そんなことはありません。
上記4つ以外に利用できるリソースとして、私が考えるには、「技術」と「時間」という2つのリソースがあります。

一つ目のリソースは、「技術」。
たとえば、私の知人(20代)で、土木・建築会社でビルのメンテナンスの仕事をしている人がいます。
彼は工業科で学び、建築物設計や工事計画、CADオペレーションなど、職場の他の人が出来ないような技術を身につけています。
そのため、20代ではありますが、メンテナンスの計画管理から現場監督まで任されており、年上の同僚よりもはるかに多い給料を得ています。
「技術」というリソースを用いて、差別化が図れているという好例です。

二つ目のリソースは、「時間」。
これは、誰もが利用できるリソースです。
弱者が強者へと近づけるかどうかは、おそらくこの「時間」というリソースの使い方に大きく左右されるのではないでしょうか。

前述した私の友人の例でも、学校で「時間」というリソースを用いて学んだことで、「技術」というリソースを身につけています。
そして、周囲よりも多くの給料を得ることで、「金」というリソースを得ています。
さらに彼の評判は他会社にも伝わっているらしく、ヘッドハントの話などもあるそうで、彼は「人」や「情報」というリソースも入手できるようになっています。

遡っていくと、最後は「時間」というリソースに行き当たります。
私が時間が最大の資産であると考えているのは、この理由があるからです。

「技術」がなかったとしても、「時間」というリソースを用いて、技術を身につけることが出来ます。
要は、「技術」を身につけるために「時間」を使うという決断を自分が下すかどうか。
前述の知人の例のように学校で学ばないとしても、現在であれば、学習の高速道路のおかげでいろんな分野の技術を習得できます。

技術を身につけることはリソースとして利用できるだけでなく、投資における分散投資と同じように、人生におけるリスクヘッジとして作用する効果も高いと、私は考えています。

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