学習の高速道路
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学習の高速道路とは、梅田望夫さんの著書、ウェブ進化論の中で紹介されている考え方です。
棋士である羽生善治さんが、梅田さんとの対話の中で唱えたものです。
参考:
鮮烈な刺激を受けた羽生善治さんとの対話
「学習の高速道路」は良いことずくめにあらず
【新春対談】梅田望夫氏と佐藤康光棋聖が語る(2)学習の高速道路を抜けるとけもの道
MochioUmeda.com
学習の高速道路という考え方を、ものすごく要約しますと・・・
インターネットの発達のおかげで、何を勉強するにしても、プロの一歩手前、セミプロ級のレベルまでは、高速道路を通過するかのごとく、ものすごく速く学習できるようになった。
ただし、プロの一歩手前のところには、そこまでたどり着いた人々がたくさんいて、大混雑しているというものです。
将棋の世界では、定跡研究や棋譜データベース、詰め将棋、オンライン対戦など、インターネットで将棋を学習できる基盤がとても整っており、整備された高速道路を疾走するかのように、若い棋士たちが育ってきているとのことです。
しかし同時に、高速道路を疾走して学習してきた人達は、プロの一歩手前のところで大混雑を起こしているのも事実です。
私自身、本当にインターネット上に、様々なジャンルの学習のための基盤ができつつあるよなぁ・・・と実感しています。
少し前の話題ではありますが・・・
慶応義塾大学は7月6日、米Googleと提携すると発表した。大学図書館の蔵書約430万冊のうち、著作権保護期間が切れたり、権利関係が明確になっている書籍約12万冊を対象に電子化を進める。その成果はインターネット上で無料公開し、Googleの検索エンジンで検索できるようにする。
など。
大学の蔵書や講義が公開されていけば、ますます学習の高速道路が整っていきます。
実際、私の本業に関する、プログラミングやウェブ制作のジャンルにおいても、学習のための基盤は、インターネット上に恐ろしいほどに整っています。
たくさんのウェブサイトで、プログラミングのテクニックやソースコードが公開され、またオープンソースのプロジェクトも多数進行しています。
私がウェブに関する技術を勉強する場合においても、書籍とともに、インターネットを用いた学習のウェイトがとても大きなウェイトとなっており、学習効率を高めてくれています。
勉強しようとやる気を出しさえすれば、様々なジャンルにおいて、学習の高速道路を利用することで、プロの一歩手前、セミプロのレベルまでならば到達できる可能性が高くなったということです。
ただ、高速道路の先には大渋滞が起きているのも事実ではありますから、この渋滞をどうにかクリアしなければいけません。
この渋滞のクリアの仕方については、気になる方は、梅田望夫さんの「ウェブ時代をゆく」という書籍を読まれてみてください。
ヒントとなる考えが書かれています。
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