# お金＞金持ち父さん哲学

よき師を見つける

金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラントの「ラットレースから抜け出すための七つのステップ」の章について解説しているページです。

経済的自由を手に入れるために重要となるのは、不労所得です。

不労所得に焦点を合わせ、自分が実際に働かなくても、長期にわたって余分な収入が入るような資産を獲得する必要があります。
（私自身は、本当に、まったく働かずに、頭も使わずに入ってくる収入という意味での不労所得は、ほぼ存在しないように感じます。私がまだ経済的自由の世界へ行き着いていないせいかもしれませんが。）

お金に関する問題の多くは、価値のないものを所有したいという欲望から生まれます。
ですから、次の３点を心に留めておく必要があります。

１．現在の欲求の充足を将来に延期すること。
２．他人ではなく、自分の面倒を見ること。
３．まず自分の資産を築くこと。

そして、すでにそこに到達している人を探して、よき師とすることです。
どこかに行きたいと思ったら、すでにそこに行ったことのある人を探して話を聞くことが一番です。

「プロにはみんなコーチが付いている。アマチュアにはコーチが付かない。」
と、金持ち父さんは述べています。

[ 行動指針 ]

１．投資とビジネスのよき師を見つける。

　ａ．手本となる人を探し、その人から学ぶ。（参考：人から学ぶ）
　ｂ．反面教師となる人を探し、その人から学ぶ。（参考：人を反面教師にして学ぶ）

２．まわりにいる人達が、あなたの未来の姿だということを覚えておく。

　ａ．一番多くの時間をともに過ごす人、６人の名前を紙に書く。
　ｂ．６人の名前の下に、その人が属するキャッシュフロークワドラントを書く。
　ｃ．６人の名前の下に、その人の投資家としてのレベルを書き入れる。
　ｄ．キャッシュフロークワドラントの図に６人の名前のイニシャルを書き込む。自分が現在属するクワドラント、および将来属したいクワドラントに、自分のイニシャルを書き入れる。

未来を変えるには、考え方を変える必要があります。
その結果、一緒に過ごす人も変わるということです。

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