サンクコストは無視すべし・・・だそうだ
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感情をコントロールするのは、なかなか難しいものではありますけど、心理状態を良好に保つために、意識しておけば役に立つってことは多いと思います。
ロバートキヨサキ氏の書籍でも、感情面のコントロールが成功者への最重要課題としてありました。
ただ、彼の書籍は少し方法論的な部分が少ないようにも感じたので、実際にどういったことを意識すれば良いかや、どう行動すればよいかは、別の書籍や情報源から補えばよい。
サンクコストを無視する
1.サンクコストの過大視
「サンクコストの過大視」とは、「これだけかけたんだから、元は取らなくちゃ!」と思う心の働きです。ギャンブルで人がはまるのも、青函トンネルに新幹線を通したくなるのも、基本的にはこの心の働きによるものです。
サンクコストは無視せよです。つまり、投資してうまくいかなかった分のことは、忘れてしまうのが最善なのです。
サンクコストという言葉ははじめて知ったのですが、上記引用の記事を心に留めておきましょう。
私自身、以前、株式投資で塩漬けしちゃったり、ゲームで負けを取り返そうと意地になったり・・・という経験がありました。
負け戦はさっさと撤退して、忘れるようにしないと。
人間調子の良いときは、多少の失敗があろうともたいして気にはしないでしょうから、弱気になっているときこそサンクコストを過大視しないように意識する必要がありそうですね。
最後に笑う
4.ピーク・エンドの法則
時間的な長さと、途中のプロセスを、脳はあまりカウントしないのです。だからアルバイトなどでも、最終段階でいやな思いをすると、経験全体が「イヤなもの」になってしまいます。
昔々、関西方面に旅行に行ったときのこと。
旅行自体はとても楽しかったのですが、最終日に財布をなくすという失態をやらかしてしまったことがあります。
楽しい旅行だったはずなのに、最後の大失敗のおかげで、私にとっては悪夢の思い出となりました。当時としては、少額でないお金をなくしたものですから、ショックが大きく引きずりました。
物事に取り組む際には、最後の最後に笑えるように、長期計画かつ最後の詰めを慎重に、という教訓です。
長い人生の旅路でも同じでしょうね。老後になって、死に際が近くなったときに笑いたい。
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