Googleブック検索が凄すぎて、丸ごと一冊本が読めます

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Googleブック検索のどこが凄いの?

読書のスタイルもインターネットの発展とともに変わってゆくのは必然なのでしょうけど、先日気付いたのですが、Googleブック検索が凄いです。
著作権や出版社の契約など詳しいことは分かりませんけど、久しぶりに衝撃を受けました。

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Amazonの中身検索で目次〜序章を読めるのも、サービス登場時にはすごいなぁと思ったのですけど、Googleブック検索はそんな比じゃありません。(Amazonには申し訳ないけど。)
プレビュー・全体表示の書籍であれば、本の中身をほぼ丸ごと一冊読めてしまいます。
最初見た時は、冗談かと思ったのですけど、ほんとにほぼ丸ごと一冊読めてしまう。
ほぼ一冊といったのは、ページによってはスキャナを飛ばしてある箇所があって、そのページの部分は読めなくしてある。
ただ、その飛ばしてあるページの割合は少ないので、私が目を通した限りだと、前後の文脈がとんちんかんになってしまうことはなさそうでした。

窺い知れる人力スキャンの痕跡

これだけの量の書籍ですから、スキャンに割いた労力は相当のものだろうと思いますが、なかにはスキャニング作業の苦労を、窺い知れるページもあったりする。

PHP Hacksの413ページ

このページはPHP関連の書籍に目を通していて、偶然に見つけたのですが、スキャンが上下逆さまになってしまってます。
たぶんこういう人為的(?)なミスは他にもたくさんあるだろうと。

追記(2009年5月4日):

Google、画期的書籍スキャン技術で特許を取得していた

この技術は、基本的には、2台の赤外線カメラでスキャンしようとするページを撮影し、ページ表面の形状を3次元的に把握したうで、OCRソフトウェアをその形状に合わせて調整することによって認識精度を高めようとするものだ。

上述のページを発見したのですが、スキャン高速化のためGoogleは特許を取っており、専用の機械装置を用いているようです。

検索してみた具体例

いくつかのジャンルで検索をかけてみました。

PHP – Google ブック検索
Ruby – Google ブック検索
JavaScript – Google ブック検索
英会話 – Google ブック検索
三国志 – Google ブック検索
裁判員制度 – Google ブック検索

技術系の書籍、特にオライリーの本は充実してるなぁ・・・との印象。
PHPやRubyの本は、購入している本も多数あって、微妙に複雑な心境。(ただで読めるんかい!?って)
その他の書籍に関しても、英会話や裁判員制度などの書籍は、目的と合致した本がいくつか引っかかってきてる感じ。
ただし、ジョジョやドラゴンボールなど漫画、また小説やビジネス本などは、全くない、もしくはほぼ充実していない様子でした。

それでも、WEB系やプログラミング関連の本が充実しているのは、個人的にはありがたい。
Googleブック検索で本に目を通していて思ったのですけど、良さそうだと思えた本は、やはり紙の書籍として入手したいと感じ、何冊かAmazonの欲しいものリストに加わりました。
なので、本当に良いと思えた本に関しては、今後も購入するという行為は変わらないでしょう。
ただ、Googleブック検索をみんなが普通に使うようになれば、私も含めて、消費者(本を買う人)の目はますます厳しくなり、良書は売れるけれども、駄本はますます売れなくなるだろうな・・・と直感的に感じました。
流し読みで済む書籍や、一回読めば済む本なんかも、Googleブック検索に掲載されると、苦戦を強いられるんじゃないだろうか。

個人的な使い方と感想

Googleブック検索の個人的な使い方としては、3通りかな。
1.買うかどうかの品定め。
2.流し読み、一回読みで済む本を読む。
3.特定の分野の知識を、体系的に拾うとき。

以前、学習の高速道路というエントリーを書いているけれども、ますますインターネットでの学習環境が整って行っている。
Googleブック検索を使えば、経済状態にほぼ関係なく、無料で本が読めるのだから、教育の機会均等という意味においては、個人的には素晴らしいサービスだと思います。

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