まずは副業で起業する

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ゼロから起業することを目指すのであれば、私は、まず副業で起業するという道を、お薦めします。
ゼロからという意味は、資金、人、設備が十分にない状態という意味です。

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投資家から、出資金を募って起業するのであれば、こういう方法をとらなくても良いでしょう。
起業のための資金が、十分に集まるからです。
それに、外部の出資を受けて起業した場合、通常は出資した投資家から事業の急成長を求められますので、全力で事業の遂行に取り組む必要があります。

資金がゼロであったり、ゼロに近い状態や、借金に頼らなければ資金調達できない、という状況であれば、いきなり今の会社(お勤め先)を辞めて無理に起業するという選択は、絶対に避けたほうが良いと思います。

会社を辞めていきなり起業するという道は、収入が途絶える危険性が高いと思うのです。
養うべき家族がいる方であれば、なおさらそんな危険は冒すべきではありません。

参考:
会社は簡単に辞めない
起業したら収入の保証がなくなる

それに、起業するには、会社を辞めないと絶対に不可能であるということもありません。
そのまま今の会社にお勤めをしながら、週末の休日や平日の夜・早朝に、副業で自分の事業を行って起業するという方法もあります。
そして、その副業が軌道に乗って、もっと売上を伸ばせる見込みがあれば、会社を辞めて本格的に起業する、そういう道もあるということです。

起業したければ、まずは、会社を辞めずに起業して、副業ではじめたほうが良いのではないかと、私は考えています。
昼間の本業をこなしながら、空いた時間で自分の事業を行うという、起業のスタイルです。
こうすれば、起業に失敗したとしても、急に収入が途絶えたり、貯金が枯渇したりすることがありません。

会社を辞めずとも、起業する方法は色々とあります。
とにかく、資金リスクを抑えるためには、まずはリスクの低いビジネス、言い換えるとお金のかからないビジネスを、副業でスタートさせることをお薦めします。

そして、副業が軌道に乗ったら、本格的に起業するために、会社を辞めるという選択肢を取る、という方法もあるということです。
私の友人には、このような方法で起業して、事業を行っている方が、たくさんいらっしゃいます。

副業で起業するという方法は、資金的なリスクは低く抑えられますが、時間を有効に使って、自分の時間を捻出しなければなりません。
どのみち、起業したら自分で時間管理しなければなりませんし、時間を有効に使わなければなりません。(参考:私の時間有効活用術15

再度言いますが、私は、起業するのであれば、まず副業からはじめることをおすすめします。
収入が途絶えてしまうことだけは、絶対に避けるためです。
いきなり会社を辞めて起業することに、リスクが高すぎると感じられる方も多いでしょうから、まず副業で起業するという道をお薦めしたいと思います。

参考:
事業を行う
起業するかどうかは慎重に

もちろん自信があれば、いきなり起業独立という手もありますし、事業が好調であればどんどん拡大していけば良いでしょう。
また、副業としての自分の事業が軌道に乗ったり、軌道に乗せる自信があるのであれば、本格的に起業・独立しても全然OKです。

最終的には、その人自身の判断次第です。

最後に注意をおひとつですが・・・
副業で起業する場合でも、副業からの収入が年間20万円を超えるようであれば、確定申告を行わなければなりません。
そして、税務署に、個人事業主としての開業届を提出しなくてはなりません。
この辺のことについては、ページを変えて、また詳しく説明しようと思います。

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