梃子の原理(てこの原理)が大きいビジネスを選ぶ

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収入を大きく増やしたい、と考えるのであれば、梃子(てこ)の原理がきくビジネスを選ぶ必要があります。
どういった事業(または副業)を行うかという点は、最初に決めるべきことですから、ここは慎重に選ばなければなりません。
一旦、走り出してしまうと、急に止まったり、方向転換はしにくいからです。

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副業で収入を得るというと、たとえば、データ入力や封筒作り、チラシのポスティングなどを思い浮かべる人もいるかもしれません。
これらの副業の場合、基本的には・・・

収入 = 単価 × 個数

という計算式で収入が計算できます。

歩合制の工場製造や、歩合制の販売・営業・セールスマン、ホームページ制作などの場合も、基本的には上記の計算式で収入が計算できます。
これらの仕事の場合、頑張り次第で収入を増やすことができはしますが、頑張ってもせいぜい2,3倍くらいで頭打ちとなるでしょう。

一方で、プロスポーツ選手、映画スター、歌手、作家、株式投資家、ウェブ広告ビジネス、ソフトウェア制作などの仕事の場合、どうなるでしょうか?

これらの仕事の場合、得られる収入は、10倍からそれ以上を期待できます。
収入を大きく増やしたいと考えるのであれば、こういった梃子の原理(てこの原理)の力が大きく働くビジネスを選ばなければなりません。

梃子の原理が大きく働く仕事は、梃子の小さい仕事に比べて、通常リスクが大きくなります。
たとえ、経費を小さく抑え資金的なリスクを低くできたとしても、自分の時間を投資することは避けられません。
時間を投資することは、お金を投資することとほぼ同義です。

データ入力の仕事と、作家の仕事を比べれば、リスクの大きさの差は明らかです。
データ入力の仕事をやれば、来月からでもすぐに収入を得られるでしょう。
しかし、頑張っても収入の上限には、限りがあります。

一方、作家の仕事の場合、ベストセラー作家となるには、かなりの時間や著書数が必要となるでしょう。
ただし一旦、自分の著書がヒットしたときの収入の上限は、限りないものがあります。

もし、ただ単に収入を増やすことが目的ではなく、将来的に起業したり、青天井の利益を得たいと考えるのであれば、梃子の原理が大きく働くビジネスを選ばなければなりません。

それは、資金か時間かどちらかのリスクを、必ず背負わなければならないということです。
経費を抑え、直接的な資金リスクを背負うことは避けられたとしても、時間を投資するリスクは背負わなければならないということを意味します。

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