孤独になることを恐れすぎない

誰でも、孤独は嫌なものです。
孤独であると、寂しいですし、人生の楽しさも大幅に低下してしまいますからね。

しかし、孤独を恐れるあまり、自分が不本意に感じる人間関係に依存してしまうのは良くないと思います。

例えば、自分は向上心を持って人と切磋琢磨していきたいが、周りはだらけた人ばかりであるとか。
本当の自分の素の姿は、違うのだけれども、今の人間関係の中では、仮面をかぶっているとか。

上記の例のように、孤独になることを恐れすぎるあまり、自分にとって不本意であったり、居心地のあまり良くない人間関係に、依存している人もいるかもしれません。
このような人間関係は、自分が疲れるとともに、将来の自分のためにはならないはずです。

私が思うに、人間関係というものは、自分の努力次第で何度でも新しく築けるものです。
努力さえすれば、自分の目指すような理想の人、志向の合う人、本音で語り合える友人などと、人間関係を新しく作ることは可能です。

「自分の周囲にいる人が自分の将来の姿だ。」
「自分の周囲の人は自分の鏡だ。」

などの言葉が、読書をしているとよく出てきます。
これは、事実であると思います。

もし、自分を変えたいと思っているのであれば、付き合う人、周囲の環境を変える必要もあるということです。

挫折感や孤独感を味わったことのある人は、よりいっそう人に対して優しくもなれると思います。
また、孤独に耐えることは、自己成長に必要なことでもあります。

一時的に孤独になったとしても、自分にとって満足のいく人間関係を構築すべく努力したほうが、より充実した人生につながると、私は考えています。