インターネットビジネスにも梃子が存在する
お金 | 仕事 | 勉強 | プライベート | 健康 | 心
プログラミング関連のコンテンツ
C言語/C++入門 | Ruby入門 | Python入門 | プログラミング全般
インターネットビジネスとひとくくりにしてしまうと、分かりやすいような感じも受けますが、実に様々なビジネスが存在します。
前のページで、梃子の原理(てこの原理)が大きいビジネスを選ぶべきであるという記事を書きましたが、私は、このことに最初から気付いていたわけではありません。
私は、現在、ウェブ関連の小さな会社(一人企業)を営んでいますが、はじめて副業を実践したときには、まったく梃子の力が作用しないビジネスをやった経験もあります。
ここで少し、私の経験をお話しましょうか。
いわゆる給与所得以外の方法で、私が収入を得たのは、一番最初は大学生の頃にコーヒー豆の販売・営業をした経験です。
アルバイト先でできた友人と、コーヒー豆を仕入れて喫茶店などに販売しようという計画でした。
簡単に言うと、コーヒー豆の卸業ですね。
私は営業を担当し、実際にいくつか販売先もできたのですが、この事業は短期間のうちにぽしゃりました。
パートナーだった友人が行方不明になってしまったのです・・・orz
この経験以来、私は共同経営はやるべきでないと考えるようになりました。
コーヒー豆だけに、苦い経験とでも申しておきましょう。
また、初めてインターネットでビジネスらしいものにチャレンジしたのは、ヤフーオークションで不要物を販売したのが初めての経験です。
家中の不要なものを売りまして、初めて、インターネット上でお金が実際に動くんだなぁ、というのを身を持って知った貴重な体験でもありました。
さらに、魚釣り用のルアーを製作し、販売するというのも短期間ではありましたが行いました。
近所の小さな釣具店においてもらったり、魚釣りに行った現地で他の人に見せて譲ったり、少量ではありますがネットでの販売も行っていました。
その後、2001年に個人事業を開業した際には、ホームページの制作代行を行ったりもしています。
以上のようなビジネスをいずれも短期間ではありますが、やってきて気付いたこと・・・
それは、どれも梃子の原理が効かないビジネスである、ということです。
コーヒー豆販売もヤフーオークションも、ルアー製作・販売もホームページ製作代行も全て、小規模の事業者が行って梃子の原理の力が大きく作用するビジネスではありません。
データ入力や歩合制の工場製造作業と同じように、滅茶苦茶に頑張っても、せいぜい収入増加は2,3倍の域で頭打ちとなるビジネスばかりです。
その後、ウェブ広告事業を手がけるようになり、これは梃子の原理が大きく作用するビジネスであるということに気付きました。
ホームページ制作事業とウェブ広告事業を比較してみると分かりやすいです。
ウェブ広告事業の場合、ウェブサイトへのトラフィック(アクセス数)を増やすことができれば、ネット広告による収入は、理論上は青天井です。
一方で、ホームページ制作は、基本的に1件制作あたり単価でいくら、というやり方の商売になり、1ヶ月で一人で制作できるホームページの数は、小規模のものでも頑張って2つくらいのものです。
この場合、一人で行うのだとすれば、ウェブ制作の単価が20万円であれば、月収で40万円が頭打ちのラインとなります。
ホームページ制作とウェブ広告という、同じインターネットを舞台としたビジネスであっても、梃子の原理の作用の仕方は大きく異なるということです。
起業したり副業で、収入を大幅に伸ばしたいと希望するのであれば、梃子の原理が大きく働くかどうかを、熟考しなければならないということが言えます。
経験により、梃子の作用に対する”カン”が働くようになることも事実ですが、最初からこれを意識しておけば、私のような回り道は少なくてすむかもしれません。
- - 関連記事 -
- チャンスの芽を少しずつ育てる
- 1億円稼ぐにはどうしますか?
- まずは1年半(18ヶ月)頑張ってみる
- 地域格差を逆手に取る
- 正しく儲ける
- 副業から起業独立するタイミング
- 梃子の原理(てこの原理)が大きいビジネスを選ぶ
- 0を1にする重要性
- まずは1日5,000円を目指す
- 本業(会社勤め)への影響が小さい
- 事業の成長が見込める
- 設備投資が少なくてすむ
- 在庫を抱えなくてすむ
- 人手を増やして拡大できる
- 一人でも経営できる
- 失敗しても負債(借金)が残らない
- 経費が少なく無借金経営ができる
- 資金が少なくても開業できる
- 副業の条件9つ
- 副業で収入増加を目指す