勉強を継続するための目標設定・スケジュール

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勉強を続けていると、途中で嫌になり、投げ出したくなる時があります。
そのためにも、自分のなりたい将来像のイメージを強く持ち、勉強の動機付けをする必要があると、前ページ(勉強の動機付け)で述べました。

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さらに、勉強での挫折を防ぐには、目標を、長期・中期・短期のそれぞれの期間において、明確にしておき、完全にスケジュール化しておくことです。
そして、勉強の量(例えば参考書を読むページ数)と、それをクリアする期日・時間を明確にスケジューリングします。

私の場合、仕事も勉強も、目標は全て手帳スケジュール化して、日々のルーティンワークとしています。

参考:
目標設定能力
スケジュールを手帳で管理

スケジュール化しておくと、少々勉強をさぼってしまっても、「やばい、このままでは中期の目標が達成できない・・・」と焦りを感じて、すぐに再び勉強に取り組むことができます。

前のページ(勉強の動機付け)で、例に出した、行政書士の資格試験の合格を目標とする場合・・・

まず、手帳のスケジュール帳の部分で、行政書士の資格試験の受験日に、「合格」という目標を書き入れます。

そこから逆算すれば、参考書・テキスト・問題集を、1ヶ月にどの程度進めれば良いかという、中期目標のスケジュールを立てられます。

さらに中期目標を、ウィークリー・デイリーの目標へと細分化していくのです。

仮に、試験までの期間が6ヶ月あり、参考書・問題集が合わせて500ページあったとすると・・・

1ヶ月に100ページ進めれば、5ヶ月で一通りの学習が終わり、残りの1ヶ月を復習へと充てられます。
中期目標は、1ヶ月に100ページ、参考書・問題集を進める、と言う風に立てることができます。

さらに、1週間(ウィークリー)では、25ページずつ進めるという風にスケジュールが立ちます。
最後に、1日単位(デイリー)へと目標をスケジュール化します。

月曜日から金曜日までの平日は4ページずつ、土日の2日間で5ページ進めれば、1週間で25ページを進めることができます。
若干の余裕が土日に設けられていますので、スケジュールの遅れの分を、そこで吸収するように、勉強を進めていきます。

このように最後は、目標をデイリーのスケジュールへと落とし込んで、ルーティンワーク化するのです。
平日は1日に4ページ進めるという学習の量が明確になっています。
できれば、その4ページを進める時間も、デイリー(1日単位)のスケジュールで明確にしておいたほうが良いです。

例えば・・・

125頁〜126頁 PM8:30〜PM9:15
127頁〜128頁 PM9:30〜PM10:15

という具合に決めておき、目標の時間までに終わらせるように心がけます。

こうやって、最終目標から逆算して、長期目標⇒中期目標⇒短期目標へと、スケジュールに落とし込んでやれば、勉強を継続して行うことができる可能性が高くなります。

基本的には、仕事においても、勉強においても、目標を立て、それをスケジュール化して、遂行していくプロセスに、違いはありません。

あと最後に一つ・・・

勉強は、はやめに始めて長期計画で進めたほうが、成功率が高くなります。
長期計画であれば、1日にこなす量も少なくできますし、また復習が何度も繰り返せるからです。

短期計画であると、どうしても1日にこなすべき勉強量が増えてしまい、勉強自体が嫌になる可能性も高まります。
そして、復習に使える時間も少なくなりますので、成功率が低くなります。

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