使わない知識は錆びる
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アウトプットで勉強した知識が定着する、の記事で、「勉強した知識は、アウトプットを通して、より強く自分のものになる。」ということを書きました。
そして、「勉強した知識は、アウトプットしてこそ、価値がある。」とも述べました。
では、全くアウトプットを行わなかった知識は、どうなるのでしょうか?
答えは、「錆びる(忘れてしまう)」です。
実践で使わない知識は、錆びてしまう・・・要は忘れてしまうのです。
私は、これを身を持って経験しています。
1999年〜2000年頃に、私は集中して株式投資の勉強をしていた時期があります。
当時は、起業することを意識していた頃で、どの業種・商売で勝負するかというのを検討していた時期でもあります。
経済や金融の知識を付けたかったのと、起業のための資金を少しでも貯めたかったので、株式投資の勉強を行っていたのです。
そして、株式投資で、利回りで考えれば、それなりの成果を出せていました。
ただし、運用資金の総額自体がとても少なかったので、利益もとても少ないものでした。
株式投資では、100万円を運用するのも、1000万円も運用するのも、それほど手間は変わりません。
10%の利回りを達成した場合、100万円運用の場合は、利益は10万円です。
一方、1000万円運用していれば、利益は100万円です。
利益の額では、90万円という大きな差ができてしまいます。
投資を行うのであれば、大きな資金で運用したほうが、利益が増えるのです。
話がちょっとそれましたが・・・
その後、私は2001年に副業としてではありますが、ウェブ制作の事業で、税務署に開業届けを出しました。
それからは、ウェブ制作やプログラミングなどIT関連についてばかり勉強するようになり、株式投資の勉強も実践も、一時中断しました。
その結果・・・
私のIT関連の知識・スキルはとても向上したのですが、逆に株式投資や金融に関する知識は、どんどん錆びていったのです。
せっかく勉強した株式投資や金融の知識を使わなかったものだから、それらの知識は忘れ去られてしまい、錆びてしまいました。
アウトプットせず使わない知識は錆びる、ということを身を持って体験したのです。
私は、投資家としても成功したいという夢がありますので、このままではいけません。
当時、株式投資の勉強をしていた頃のノートや本は、すべてとってありますので、勉強を再開させます。
使わない知識は錆びてしまいますが、一旦インプットした知識はたとえ忘れてしまっていても、二回目の学習では、初めての学習時より、吸収は早いです。
これも、私の経験上分かっていますので、株式投資の勉強は、本当に近々再開します。
錆びさせたくない知識・技術は、継続してアウトプットを行い、使わなければなりません。
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